
最近副業を探し始めた初心者です。クラウドワークスには怪しい案件があると聞いたのですが実際はどうなのでしょうか。
副業でお金を稼ぐならクラウドワークスは凄くおすすめです。
自分でできそうなお仕事を探して隙間時間で取り組めるので月5万ぐらい稼ぎたい人には最高の手段だと思います。
しかしその案件の中には怪しいものや危ないものがないわけではありません。
むしろクラウドワークス歴の長い私の目から見ると怪しくない案件の方が少ない状況で、一昔前に比べると良質な案件に出会うのが難しくなっていると思います。
今回は私の失敗談を踏まえてクラウドワークスの怪しい案件の特徴について解説していきます。
クラウドワークスの怪しい案件はジャンル問わず存在する
怪しい案件というと主語が大きすぎるのでここでは怪しいの定義を仕事以外の事に利用されるという意味でお話していきます。
仕事以外の事に利用されるとはどんな事なのかというと
- マルチやネズミ講の勧誘
- 高額情報商材やスクールへの勧誘
- 別のサイトに登録を依頼される
などが多いです。
そしてこのような行為はデータ入力やアンケート、ライティングなど数あるお仕事のジャンル問わず行われます。
特に地雷が多いのはアンケート案件
中でも1番地雷率が高いのはアンケート案件です。
アンケート案件は3~5問程度の質問に回答すれば数十円程度の報酬になるという凄く簡単なものです。
殆どの案件は以下のような感じで勧誘される流れになっています。
- 案件に応募する
- 契約が締結される
- 発注者側がサービス外連絡申請を行う
- サービス外連絡申請が承認される
- 外部ツール(ほとんどは公式LINE)からアンケートが配信される
- アンケートに回答して納品完了ボタンを押す
- 発注者が検収して契約終了
- 契約終了後に外部ツールを通じて勧誘してくる
クラウドワークス上でお仕事に必要という事でサービス外申請→LINEへの登録という流れでLINEに登録させた後、高額な情報商材やスクール、闇バイトなどへの勧誘が始まります。
実際送られてくるメッセージはこんな感じですね。
突然のメッセージ失礼します。コチラは以前クラウドワークスでアンケートにご協力いただいた方にお伝えしています。コピペでできる副業に興味はありませんか。用意されたテンプレの投稿をするという簡単なお仕事です。
✅毎月の給料が少なくて不安
✅+αで継続的な収入が欲しい
✅時間や場所に縛られない働き方をしたい
1つでも当てはまる方はぜひ無料の説明会に参加してみてください。
副業歴の長い方ならアレルギー反応を起こしてしまいそうな文章でうんざりしますよね。
相手からの勧誘を無視すれば収入にはなる
アンケート案件はこうした勧誘に繋がるものが9割を占めていますが、確実な収入にはなります。
LINEに登録してもその後の勧誘を全て無視、心配な方は契約終了後にブロックすればいいだけなのでちょっとしたお小遣い程度の収益が欲しい人は取り組んでみてもいいと思います。
アンケート案件の良い所は知識やスキルが全くなくても取り組める所です。
その分、報酬は少なめにはなりますが、確実な収入が得られます。
また稀に企業が市場調査や研究などの名目で1件数千円単位の案件を募集していることもあり、そうした案件を複数こなせばまとまった収入になることもあります。
ただそんなレア案件はしょっちゅうあるわけではないので、案件を見る目を養う上で何個かやってみるのはありだと思います。
市場調査や研究、モニター調査などの案件はマクロミルでも多く配信されてるので、並行して探してみるといいと思いますよ。
ライティングや動画編集案件での勧誘も多い?
まとまった収入を得るにはやはりライティングや動画編集など多少スキルの必要な案件をこなしていく必要があります。
ただこうした案件なら安全かというと決してそういうわけでもありません。
実際私も以下のような事態に遭遇したことがあります。
- ライティング案件に応募したのに別の仕事を依頼される
- テスト案件の負担が重すぎる
- スクールに勧誘される
ライティング案件に応募したのに別の仕事を依頼される
非常に多かったのがライティング案件に応募したのに別の仕事を依頼されるという事例。
- クレジットカードのレビュー記事執筆依頼の案件に応募する
- 契約締結される
- サービス外連絡申請
- チャットワークで詳細な案件の内容が伝えられる(ポイントサイトに登録してレビューを書いてくれと頼まれる)
レビューという意味では同じでしたが、正直かなり腹立たしかったですね。
ポイントサイトに登録させる事によって自分は紹介報酬を得ようという魂胆で募集されていたのだと思います。
ちなみにそのポイントサイトは以前登録したことがあるからと言って丁重にお断りしました。
テスト案件の負担が重すぎる
ライティング案件ではテストライティングを実施されることも少なくありません。
テストライティングは大体500~1,000文字程度が相場ではあるのですが、酷い案件だと軽く3,000~5,000文字くらい書かせてくることもあります。
それで報酬は数十円&意図的に不合格にするという輩もちらほら。
テストライティングの報酬があまりにも少ない案件や負担の重すぎる案件は、継続依頼するつもりがない可能性が高いので避けた方がいいです。
スクールに勧誘される
ライティング案件に応募したのになぜかライティングスクールに勧誘されることもあります。
「このスクールを卒業した生徒には文字単価3円以上の非公開案件を紹介しています。」
などと言って数十万円のスクールへの入会を迫ってくる輩もしばしば。
この輩もまともに仕事を発注する気はないので、避けるのが無難です。
クラウドワークスは詐欺や勧誘の温床になっている?
実際体験してみて、クラウドワークスは詐欺や勧誘がしやすい環境になっているのかなと感じました。
InstagramやXなどSNSも詐欺の温床になっていますが、クラウドワークスはそれ以上にその傾向が顕著です。
その理由を考えてみるとやはり詐欺グループのターゲット層にドンピシャだからじゃないかなと思います。
クラウドワークスに登録して仕事を探す人の多くは収入を得たい人達だからです。
そしてそのような人達に的確な広告を出せると考えると詐欺グループにとっては非常に相性の良いプラットフォームなんです。
発注者側からするとクラウドワークスで広告を出しているようなイメージ
例えば、クラウドワークスで1件20円程度アンケート案件を募集して100人分の回答を集めれば2,000円かかります。
ただ、たったの2,000円で的確なターゲット100人に広告が打ち出せると考えると非常にコスパが良いんです。
仮にGoogle広告など出すとすると広い層にアプローチできますが、ターゲットではない層にも届く上に数十万円程度の費用が必要になります。
そう考えるとクラウドワークスでの案件募集(広告出稿)なら数千円で的確なターゲットに数千円で広告が出せるわけなので悪質な発注者側からすれば非常に費用対効果が高いというわけです。
この事を踏まえた上で考えると募集した背景が不透明な案件はほぼ確実に広告的な意味合いで案件を募集していると見てもいいのかなと感じました。
クラウドワークスで良質な案件の見分け方ってあるの?
ここまでの内容を踏まえて良質な案件の見分け方を挙げるとすると以下2つしかないのかなと思います。
- 募集した背景が詳細に明示されている
- 専門的な知識やスキルのある人を探している
募集した背景が詳細に明示されている
1番大事なのは仕事を募集している背景があるかどうかです。
例えばこんな感じ。
○○というメディアを運営していて記事を書ける人を探しています。化粧品のレビュー記事なので美容に詳しい方や美容業界で働いた経験のある方を歓迎しています。
ライティングにしても動画編集にしても運営メディアや運営チャンネルを明示している所なら信頼感は高いですね。
例えばライティングであればマイベストなどの企業による執筆依頼があります。
企業運営のメディア記事の募集ならば運営母体が企業なので、報酬未払いや勧誘など悪質な事態に遭遇することはまずないと考えていいでしょう。
ただ、良質な案件は応募者も多いのでなかなか採用されにくいというデメリットもあります。
専門的な知識やスキルのある人を探している
専門的な知識やスキルのある人を探しているという案件も比較的良質な案件である事が多いです。
特に何かしらの資格を保有している人を求めているような案件は単価も高めなので稼ぎやすくなります。
逆に初心者歓迎や未経験OKの募集は8割方地雷なので安易に応募しない方がいいと思います。


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