大学3年です。1人暮らしを始めてみたのですが正直もう満足しました。今は自由よりもお金を貯めたい気持ちが強くなったので実家に戻った方がいいのかなと考えています。学校も今は週2回くらい行くだけなので、通学にお金はかかりますが、家賃を払うのに比べると断然安いです。やっぱり実家に帰った方がいいですよね?
大学3年生になったタイミングで実家に戻ろうか検討する人は多いと思います。
1、2年の頃に比べると時間割もグッと少なくなるので、週1~2回くらい学校に行けばいいぐらいの頻度になる方もいるのではないでしょうか。
そうなると実家から大学まで通えなくもない距離なら実家に帰ってもいいような気がしますよね。
実家に帰れば金銭的な面ではかなり余裕ができるため、貯金もしやすくなります。
私の周りでも大学3年になったタイミングで1人暮らしから実家に戻る人が多かったです。
ただ、人によっては1人暮らしから実家暮らしに切り替えると後悔してしまう事もあります。
今回は失敗談も踏まえて大学生が1人暮らしをやめて実家に帰るメリット・デメリットを解説していきます。
大学生が1人暮らしやめて実家に帰るメリット
まずは大学生が1人暮らしをやめて実家に帰るメリットから見ていきましょう。
- 貯金しやすくなる
- 家事の負担が減らせる
- 地元の友達と予定を合わせやすくなる
貯金しやすくなる
一人暮らしをしていると、家賃、食費、光熱費、通信費など、様々な生活費がかかります。
一方、実家暮らしであれば、家賃や食費がかからない場合が多く、大幅に生活費を節約することができます。
例えば、月額家賃6万円、食費3万円、光熱費1万円、通信費1万円とすると、合計で11万円の生活費がかかります。
しかし、実家暮らしであれば、家賃と食費がかからないので、生活費は4万円程度に節約することができます。
このように、実家暮らしであれば、一人暮らしよりも多くの金額を貯蓄することが可能になります。
将来の就職や長期休暇期間の旅行、留学などのためにお金を貯めておきたい学生にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
家事の負担が減らせる
一人暮らしをしていると、掃除、洗濯、料理など、全ての家事を自分で行う必要があります。
しかし、実家暮らしであれば、家事を家族と分担することができます。
例えば、掃除は母親と、洗濯は父親と、料理は祖母と分担するなど、家族それぞれの得意分野に合わせて分担することで、家事の負担を大幅に減らすことができます。
また、家事を家族に任せられることで、勉強や趣味に集中できる時間も増えます。
学業に専念したい学生や自分の時間を有効活用したい学生にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
地元の友達と予定を合わせやすくなる
一人暮らしをしていると地元の友達と遊ぶためにわざわざ実家へ帰省する必要があります。
しかし、実家暮らしであれば地元の友達とも気軽に遊ぶことができます。
その代わり、大学の友達と遊ぶ頻度が減る可能性もありますが、地元の友達との時間をもっと楽しみたい方は実家に帰った方がメリットは大きいでしょう。
大学生が1人暮らしやめて実家に帰ると後悔する理由とは?
1人暮らしをやめて実家に帰れば大きなメリットがありますが、当然デメリットもあります。
人によっては後悔してしまう可能性もあるので注意が必要です。
実際に後悔した人の多くは以下のような事を嘆いていました。
- 引越し費用がかかる
- 通学時間が長くなる
- 1人暮らしの頃より遊ぶハードルが上がる
- 友達や恋人を家に招きにくくなる
引越し費用がかかる
一人暮らしをやめて実家に帰ろうと思った時に立ちふさがるハードルが引越し費用です。
退去や引越し業者に依頼する費用など考えるとおおよそ10万円前後発生します。
大学生にとって10万円は大きな金額なので、引越し費用をネックに感じる人は多いはずです。
しかし、長期的に見れば引越し時期は早ければ早い程お得になります。
なぜなら早く引越してしまえば、その後かかるはずだった家賃や生活費を抑えられるからです。
少しでも多く貯金したいと考えているのであれば、引越したいと思っている今のタイミングで計画を立てた方がいいと思います。
引越し費用は思っている程高くはない
引越し費用だけで考えるとかなり高いように思えますが、実際にはそんなに負担とならないことも多いです。
例えば、1人暮らしの時に使っていた家電や家具は近くの買取店などに持ち込んで買い取って貰えば引越し費用の足しにすることもできます。
また、業者選びのポイントを抑えておくだけでも引越し費用をグッと抑えることは可能です。
引越し費用を少しでも安く抑えるなら複数の業者から見積を出してから選ぶのが鉄則となります。
その際に便利なのが引越し侍という一括見積サイトです。
引越し侍では290社以上の業者から最大10社まで無料で一括見積して1番安い業者を選べるので、費用をグッと抑えることができます。
引越し侍の魅力
- 上場企業のグループ会社運営で安心感が高い
- 利用者の95.2%がリピートしたいと回答する程サービス満足度が高い
- 見積を取るだけなら無料
無料で複数業者の料金比較ができるので、非常に便利です。
少しでも引越し費用を安く抑えたい方は必ず複数業者の見積りを取ってから選ぶようにしましょう。
通学時間が長くなる
実家から大学までの距離が遠くなると、通学時間が長くなり、睡眠時間や自由な時間が減ってしまう可能性があります。
朝早く家を出て、夜遅くに帰宅することになり、生活リズムが乱れてしまうことも考えられます。
特に電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合は、
- ラッシュ時の混雑に巻き込まれる
- 乗り換えが必要になる
など思わぬストレス要因もあるので注意が必要です。
授業が早く終わっても電車がなくて帰れないと言ってる子も多かったよ。
1人暮らしの頃より遊ぶハードルが上がる
実家暮らしでは、親の目が届きやすく、門限や外泊の制限など、自由が制限されてしまうことがあります。
大学生とはいえ同居している以上、友達と遊びに行ったり夜遅くまで外出したりする場合は、親に伝える必要があり、それが面倒に感じることも多いです。
また、実家から友達の家や遊び場までの距離が遠くなると、遊ぶ機会が減ってしまうこともあります。
友達や恋人を家に招きにくくなる
実家暮らしでは、家族の目が常にあり、プライバシーが守られないと感じる人もいるでしょう。
友達や恋人を家に招く場合は、事前に家族に許可を得る必要があり、それが抵抗を感じる人もいるでしょう。
また、実家には友達や恋人がゆっくり過ごせるようなスペースがない場合もあり、招きにくいと感じる人もいるでしょう。
こんな人は後悔しない!実家に帰った方がいい人の特徴
実家暮らしと一人暮らしは双方に良い点もあれば悪い点もあります。
そのため、どっちにしても絶対に後悔しないというのは難しいです。
ただ、以下の特徴に当てはまる方は実家に帰った方がより大きなメリットを感じられる可能性が高いでしょう。
- 貯金したい人
- 自由に使えるお金がない人
- 1人暮らしの友達・恋人がいる人
- 実家-大学間で交通の便が充実している人
- 大学の友達とあまり遊ばない人
貯金したい人
一人暮らしでは、家賃、光熱費、食費など、様々な生活費がかかります。
実家暮らしであれば、家賃や食費を節約することができ、貯金を増やすことができます。
旅行や将来の就職・進学などに向けて、まとまったお金を貯めたい人にとって、実家暮らしは有効な選択肢と言えるでしょう。
自由に使えるお金がない人
アルバイトの収入だけでは、一人暮らしの生活費を賄うのが難しいと感じている人もいるでしょう。
実家暮らしであれば、家賃や食費などの負担が減り、自由に使えるお金が増えます。
趣味や交際費など、自分の好きなことにお金を使いやすくなります。
1人暮らしの友達・恋人がいる人
大学近くで1人暮らしの友達や恋人がいる方は実家に戻っても後悔しない可能性が高いです。
実家に戻った際に1番後悔しやすいポイントが
- 翌日朝が早い時
- 空きコマの過ごし方
- 学校が早く終わっても行くところがない
ような状況です。
そんな時でも大学近くで一人暮らししている友達がいれば、泊めて貰ったり電車の時間まで居させて貰うこともできるので、割と快適に過ごせると思います。
実家-大学間で交通の便が充実している人
実家から大学までの距離が遠いと、通学時間が長くなり、負担が大きくなってしまいます。
特に実家周辺が田舎の場合は電車やバスの本数が少なく、通勤がかなり不便に感じることもあるでしょう。
そのストレスが原因で1人暮らしを辞めなければよかったと嘆く人も少なくありません。
しかし、実家-大学間の交通の便が充実している人ならそんなに不便はしないでしょう。
大学の友達とあまり遊ばない人
一人暮らしをしていると、友達と遊ぶ機会が増えるという人もいるでしょう。
しかし、大学生活の中で友達とあまり遊ばない、一人で過ごす時間が好きな人にとっては、一人暮らしのメリットは少ないと言えます。
実家暮らしであれば、家賃や生活費を節約することができます。また、家族との時間を大切にすることもできます。
大学生で1人暮らしを続けた方がいい人の特徴は?
逆に以下のような人は1人暮らしを続けた方がいいでしょう。
- 実家-大学間で交通の便が悪い人
- 親との関係が良好でない人
- 大学に通う頻度の高い人
実家-大学間で交通の便が悪い人
実家-大学間で交通の便が悪い人は1人暮らしを続けた方がいいでしょう。
- 電車・バスの本数が少ない
- 実家から大学まで2~3時間以上かかる
逆に交通の便が多少悪くても車が使えるのであれば、自由度は高いと思います。
親との関係が良好でない人
親との関係が良好でない場合は、実家暮らしだとストレスを感じたりケンカに発展したりする可能性があります。
一人暮らしであれば、自分のペースで生活することができ、親からの干渉を避けられます。
今は親との関係が良好でも同居し始めると思わぬストレスに晒されることもあるので、注意が必要です。
大学に通う頻度の高い人
毎日大学に通ったり、夜遅くまで残ったりする場合は、実家暮らしだと迷惑をかけてしまう可能性があります。
授業自体は減っても部活やサークルに入っていれば学校に行く機会は多いこともあるので、交通費が意外と嵩むこともあります。
一人暮らしであれば、自分のペースで生活することができ、周りの目を気にせずに済みます。
また、一人暮らしをすることで、時間管理や家事のスキルを身につけることもできます。
大学生が1人暮らしをやめて実家に帰る前に考えるべきこと
実家に戻れば様々なメリットがありますが、本当にそのメリットが得られるかどうかはよく考えておいた方がいいでしょう。
具体的に以下の点についてしっかりシミュレーションしておくことが大切です。
- 実家へ帰っても、本当に生活費が節約できるのか
- 実家暮らしでも学業に集中できる環境なのか
- 家族との関係は良好なのか
- 実家暮らしの制限を受け入れることができるのか
実家へ帰っても、本当に生活費が節約できるのか
家賃や光熱費などの固定費は確かに節約できる可能性がありますが、食費や交通費などの変動費は増える可能性もあります。
また、実家では家事などの負担が増える場合もあり、節約効果が薄れてしまうこともあります。
実際にどのくらい節約できるのか、具体的な数字をシミュレーションしてみることをおすすめします。
実家暮らしでも学業に集中できる環境なのか
実家では家族の目が届きやすく、テレビやゲームなどの誘惑が多くなり、集中できない可能性があります。
また、家族との会話や家事などの負担が増えることで、勉強時間が確保できなくなることもあります。
自分の集中できる環境が整っているかどうか、事前に確認しておくことが大切です。
家族との関係は良好なのか
実家暮らしでは、家族との距離が近くなりすぎて、人間関係がギスギスしてしまう可能性があります。
互いの生活習慣や価値観の違いから、衝突が起こることも考えられます。
家族との関係が良好かどうか、事前に話し合っておくことが大切です。
実家暮らしの制限を受け入れることができるのか
実家暮らしでは、門限や外泊の制限など、自由が制限されてしまうことがあります。
友達と遊びに行ったり、夜遅くまで外出したりする場合は、事前に家族に許可を得る必要があり、それがストレスに感じる人もいるでしょう。
自分がどの程度の制限を受け入れることができるのか、考えておくことが大切です。
まとめ
今回は大学生が一人暮らし辞めて実家に帰る場合のメリット・デメリットについて解説しました。
- 引越し費用がかかる
- 通学時間が長くなる
- 1人暮らしの頃より遊ぶハードルが上がる
- 友達や恋人を家に招きにくくなる
より大学生らしい自由な生活を送ることを考えると1人暮らしの方が快適な場面は多いと思います。
ただ、一人暮らしだと家賃や生活費がかかるため、金銭的な負担が大きい点は否めません。
双方のメリット・デメリットを理解し、後悔しない選択を取れるようにしていきたいですね。
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