適応障害で休職中に結婚式に呼ばれたら行かない方がいい?判断基準は?

悩むあなた

仕事のストレスが原因で適応障害を発症しました。そんな中で最近友達から結婚式に呼ばれたのですが、どうしたらいいのでしょう。

適応障害でお仕事を休職している時に結婚式への招待があるとどうしたらいいのか迷いますよね。

友達の結婚式とはいえ、結婚式には共通の友達や同級生など沢山の人が来るはずですから、近況など聞かれる可能性は高いです。

しかし、自分が適応障害を発症してしまったことは知られたくない。けれどお友達の結婚は祝福してあげたい。

そんな葛藤で心がモヤモヤしてしまうこともあるでしょう。

今回はそんな状況の時の判断基準について解説していきます。

目次

適応障害で休職中に結婚式に呼ばれても行かない方がいい場合とは?

適応障害で休職中に結婚式に呼ばれたとしても行かない方がいい場合があります。

  • 症状が落ち着いていない場合
  • しばらく働く予定がない場合
  • 職場の人と顔を合わせる可能性がある場合

症状が落ち着いていない場合

適応障害は基本的にストレスの原因となる出来事から離れることができれば日常生活を送っている内に自然と回復するとされています。

ただ、ストレスによるダメージが強く、原因となるものから離れても症状が長引いてしまうこともあります。

  • 休職した後も不眠で眠れない日々が続いている
  • 抑うつ気分が続いていて何をするにもやる気が出ない
  • 食欲が出ない
  • 焦りや不安がある

いわゆるうつ病に近い状態にある場合は自分の体調を最優先に考えた方がいいでしょう。

しばらく働く予定がない場合

適応障害で休職し、しばらく働く予定がない場合も行かない方がいいと思います。

なぜなら結婚式に参加するとどうしても出費がかさむからです。

貯金に余裕があるなら問題ないかもしれませんが、休職期間は働かない分、収入も少なくなります。

少しでも貯金があった方が余裕を持って次の仕事を探す準備もできますので、しばらく働く予定がなく収入のない期間が続くことを考えると参加しない方がいい場合もあるでしょう。

職場の人と顔を合わせる可能性がある場合

適応障害を発症する原因となった人と顔を合わせる可能性がある場合も避けた方がいいでしょう。

なぜなら適応障害はストレスの要因となった人との接触で、症状が悪化することがあるからです。

私も経験あるので分かりますが、適応障害を発症する原因となった上司と再会することを考えると怖くて抑鬱気分になります。

直接的に会う可能性は低いとはいえ、その場にいるかもしれないという恐怖のある状態で長時間過ごすのはかなり苦痛なので、参加しない方がいいと思います。

適応障害で休職中に結婚式に行けない場合はどう断る?

結婚式への参加の可否は基本的には個人の自由です。

しかし招待を受けた以上、断る場合は正当な理由が必要となります。

理由もなく断ったり、理由が相手を不快にするような内容だと今後の関係性に亀裂が入る恐れもあるからです。

断る理由は相手との関係性次第で上手く使い分けましょう。

親しい間柄なら正直に伝える

相手と親しい間柄なら今の状況を正直に伝えた方がいいと思います。

一般的に結婚式の招待を断る上でネガティブな理由はNGとされていますが、だからと言って親しい人に嘘を付く方が失礼ですし、嘘が発覚した場合今後の関係性に亀裂を生じやすいです。

  • 仕事のストレスで適応障害を発症してしまって体調が優れないから式は欠席させて欲しいこと
  • 体調が戻った後個人的にお祝いさせて欲しいこと

上記旨を正直に伝えれば相手も親しいあなたに無理をさせてまで出席を迫ろうとはしないはずです。

浅い関係なら理由はぼかして伝える

そんなに親しい間柄でないなら理由をはっきり伝える必要はないでしょう。

  • どうしても外せない用事がある
  • やむを得ない事情で出席できない

上記のような旨を添えて断ればOKです。

適応障害発症の原因となった人と会わないなら参列するえメリットもある

適応障害で休職中に結婚式に参加するのは躊躇う人も多いと思います。

ただ、適応障害はストレスの要因となる人や出来事から離れれば自然と回復することが多いといわれています。

そのため、結婚式に適応障害発症の原因となった人が来ないのなら行った方がむしろメリットが大きいと思います。

気分が晴れる

結婚式というお祝いの場にいるだけで幸せな気分が味わえ、気分が晴れることもあります。

友達の幸せそうな姿を見ていると自分もいつかはこんな式を挙げてみたいなという気持ちが芽生え、再起してみようと思うきっかけになることもありますよ。

それに友人との再会や共通の友人との新たな出会いが生まれるなど結婚式への参加はメリットとなる部分も大きいです。

適応障害を発症する原因となった人がいないなら参加して幸せをお裾分けして貰うメリットの方が大きいと思いますよ。

どうしても気分が晴れないなら無理して行く必要はない

友達の幸せそうな姿を見て気分が晴れることのある反面、結婚式は精神状態の優れない人にとっては負担の大きいイベントです。

そもそも正常な精神状態の時でも結婚式というイベントへの参列はドッと疲れるもの。

結婚式特有の賑やかな雰囲気や明るい光による演出、知らない人と会話せざるを得ない環境は心身にかなりのダメージを与えてきます。

また、精神的に参っている方はネガティブ思考に陥ってしまいやすく、友達の幸せそうな姿と自分の今の姿を比較してさらに抑鬱傾向になってしまう可能性も決して0ではありません。

そのような懸念がある方は無理して参加すると症状を悪化させ、今後の社会復帰にも影響してしまう可能性もあります。

なのでまずは自分の身を回復させることを最優先に考え、今の状態での参加が厳しそうに感じる場合は、相手との関係性は深く気にせず行かない選択を取ってもいいと思いますよ。

おわりに

今回は適応障害で休職中に友達の結婚式に招待されたら行くべきなのかどうか解説しました。

行かない方がいい場合は?

  • 症状が落ち着いていない場合
  • しばらく働く予定がない場合
  • 職場の人と顔を合わせる可能性がある場合

上記のような状況であれば、相手と親密な関係であろうと無理して行く必要はないと思います。

まずは自分の心身を回復させることを最優先に考えましょう。

結婚式に参列して祝福するのが1番理想の形ではありますが、祝い方は別にそれだけではありません。

参加できなかった場合は、後で個人的に食事でも誘ってその時に誠心誠意祝福の気持ちを伝えるというやり方もありますよ。

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