「また社内イベントか…」とため息をついた経験はありませんか？
華やかなパーティーや楽しい企画だと思っていたけど実際行ってみたら全然違ったということは多いと思います。
特にブラック企業の社内イベントは冗談抜きで苦痛。
今回はその理由について解説していきます。
ブラック企業で働いていたから分かる！社内イベントが苦痛すぎる理由
私が前いた会社の社内イベントが苦痛でたまらなかった理由は5つあります。
- 参加を強制させられる
- 出し物をする必要がある
- 体育会系な社風をより強く実感させられる
- 知り合いがいなくてぼっちになる
- プライベートの予定を妨害される
参加を強制させられる
まずびっくりする点が自由参加ではなく、強制であることです。
うちの会社では社員総会や社員旅行は仕事の一環という位置づけだったので社員に参加を拒否する権利はありませんでした。
仕事の一環とはいえ、入社前にこんなイベントがあると知らなかったら辛いですよね。
出し物をする必要がある
社内イベントでは会長、社長、その他役職者を楽しませるためという名目で出し物をさせられることも少なくありません。
私も前の会社では毎回のようにダンスや一発ギャグなどさせられました。
この出し物も業務時間外で練習したり、準備したりする必要があったのでとにかく苦痛でたまらなかったです。
費用は自己負担になることも
さらにムカつくのが出し物の準備で掛かった費用は自己負担だったことです。
衣装やCDなど出し物の準備にかかった費用は自己負担で補助などもありませんでした。
行きたくもないイベントに強制参加させて、それにかかる費用も自己負担だなんていくら仕事とはいえ割に合わなさすぎますよね。
体育会系な社風をより強く実感させられる
社内イベントでは体育会系な社風をより強く実感する機会でもあります。
- 新入社員の紹介があり、名前を呼ばれたら大声で返事をさせられる
- 列の並びや当日の動き方など無駄に細かく指導がある
- 社長の前で大声でスピーチをさせられる
特に新入社員は社内イベントの度に上記のような場面に直面することが多いです。
知り合いがいなくてぼっちになる
社内イベントで1番辛いのは知り合いがいなくてぼっちになること。
特に中途で入った会社での社内イベントはめちゃくちゃきつい。
新卒で入社した人達同士である程度グループ的なものができてるので、誰も話せる人がいなくて辛いという状況になりがちです。
プライベートの予定を妨害される
社内イベントは日程次第ではプライベートの予定も妨害されます。
先に旅行などの予定を立てていても社内イベントと日程が被ればキャンセルせざるを得ません。
日程がギリギリにならないと分からないという点も腹立たしいポイントでした。
社内イベントが嫌で辞める人は意外と多い？
社内イベントを理由に辞めるのは流石に・・・。
と思う方も多いかもしれません。
しかし、SNS上を見てみると社内イベントのうざさを理由に退職を検討する人も以外と多いことが分かります。
【御社のここがイヤ😓】
・数字以外は評価しないが、研修はほったらかしOJTのみ
・中途はすぐ辞める
・トップダウンの社風
・社内イベント多数(強制参加)
・朝礼(強制参加)
・「トップにならないと意味が無い」という考え方
・非合理=悪 に傾倒した社員たち
社内のイベントは忘年会と軽い食事会が1回位あれば十分。社員の休日を奪う会社は辞めるわ。
次決まってから辞めたいとか言ってると一生辞められない気もするんだけどねぇ…社員旅行前には辞めたいなぁ…。社内イベント命な社風が嫌いで辞めるとか人に言えないｗそれだけじゃないけどね
社内イベントとライブ被ってたら仕事辞める
ほんとこれ。なぜ上の世代はそんなに社員旅行だの飲み会だのしたいのか意味が分からない。それが原因で会社辞める人もいるんだよ。社内イベントは撤廃すべき！
やはり強制参加で休日も奪われるようなイベントは誰だって嫌でそれが辞める理由になっても決しておかしくはないんです。
ただ、違う会社に転職する場合に「社内イベントが嫌だった」という理由はあまり良い印象を持たれません。
転職するなら理由を上手に言い換える必要があります。
社内イベントが嫌で辞めたい人が転職する方法
私も社内イベントがとにかく嫌という理由で転職した事があるのですが、結果的に辞めて良かったなと思っています。
転職すれば確実に良い方向に変わるとは限りませんが、今の嫌な気分のまま続けるよりは一か八か違う環境に飛び込んだ方が圧倒的にメリットが大きいです。
私の場合は辞めてこんなメリットがありました。
- 仕事をしていて成長している実感がある
- 社内イベントなど気にせずワークライフバランス重視で働けている
- 残業が減った
今の会社はとりあえず
- おかしな研修を実施していない
- 社員強制参加のイベントをしない
- 仕事とプライベートはきっちり分けている
という環境で非常に満足して働けています。
もちろん研修や社内イベントは実際入社してみないと分からない部分も大きいですが、転職活動のやり方次第である程度見抜くこともできます。
ここでは私の体験談をもとに極端な社内イベントを行わない企業の探し方や隠れ優良企業の探し方など解説していきます。
自分に合っている職種を見つける
まずやるべきは自分に合っている職種を見つけること。
条件や社風など考えるのはここをきちっと定めてからです。
今の仕事で悩んでいるという事はもしかしたら自分の適性が今の職種に合っていないからかもしれません。
自分の適性に合う職種はミイダスというサイトのコンテンピシー診断を受けると客観的な視点で詳しく分析して貰えます。
質問が多くてちょっと疲れますが、それだけ詳細に分析してくれるという意味でもあるので、次にやってみたい職種が決まってない方はとりあえず受けてみるのがおすすめです。
転職サイトに登録する
ある程度就きたい職種が固まったら実際に転職サイトで探してみましょう。
転職サイトは基本的にどのサイトも無料で使えますが、1番おすすめはリクナビNEXTです。
私も転職活動を始めた当初は5個以上併用して使ってましたが、正直リクナビNEXTだけ使ってれば十分かなと思いました。
なぜなら圧倒的に求人数が多いし、他のサイトでは掲載されていない隠れ優良求人も多いからです。
ただ、リクナビNEXTは良質な求人が多い分、良いなと思った求人はすぐに公開終了になります。
優良求人を逃さないためにも早めに登録して、就きたい職種を設定し定期的に求人をチェックしておきましょう。
隠れ優良求人の探し方について
隠れ優良求人なんてあるの？と思うかもしれませんが、転職サイトに登録して毎日興味のある職種をチェックしていると突然募集が始まることがあります。
基本的に転職サイトで応募しない方がいいのは
「この求人いつ見てもあるな～」
と思うような求人。
常に求人が出ているという事はそれだけ人が集まらない＝「誰も行きたがらない条件の悪い会社」ということで間違いありません。
なのでとりあえず登録して2週間ぐらい自分が希望している職種で募集している求人をチェックする。その中でずっと募集終了していない求人をある程度頭に入れて、新しく募集の始まった企業をひたすらチェックしていくという作業を続けているとタイミングが合えば、隠れ優良求人に出会えることがあります。
実際経験してみると分かりますが、転職って本当運とタイミングの影響も大きいので、根気強く待つのも大事です。
社内イベントの有無はどうやって見極める？
ここがなかなか難しいポイントではありますが、2つの方法である程度見極めることができます。
- OpenWorkの口コミで確認する
- 最終面談で確認する
OpenWorkの口コミで確認する
1番手っとり早いのはOpenWorkの口コミで確認することです。
OpenWorkでなくても口コミの見れるサイトならなんでも構いません。
ほとんどのサイトが今自分が就いている会社の口コミを書けば半年間ぐらい無料で見れるはずです。
口コミサイトを見ることで社内イベントがどのくらい活発なのかある程度見極めることができます。
ただこのような口コミサイトを見る上で注意点は全ての口コミを鵜呑みにしないこと。
会社の口コミサイトは基本的に転職を検討している人が書くので、悪い情報が書かれがちです。
全てを鵜呑みにしてると全部ダメに見えてしまうので、割り切る点は割り切ると決めて絶対に妥協できない部分が書いてある企業は避けるという形で選んでいくといいでしょう。
最終面談で確認する
稀に口コミサイトに全く情報の無い会社もあります。
私が転職した会社も凄く小さい会社だったので口コミが殆どありませんでした。
ただそんな会社の場合でも確認する方法があります。
最終面接が終わった後、雇用条件などを決める最終面談のタイミングです。
転職時の採用では新卒時の採用と違って、最終面接後に条件面のすり合わせを行うための面談を行う企業が多いです。
仮になかったとしても内定承諾書を提出する前のタイミングで質問することも可能。
どんな感じで聞いたらいいかというと
面接の際に1点聞き忘れていたことがありました。実は前職では社員同士での交流を兼ねたイベントが頻繁に行われていたのですが、御社も社内行事などありますか？
ドストレートな質問ですが、もう内定を貰っているタイミングなので聞いても別に問題ありません。
私はこの質問の答えを聞いて2社ぐらい内定を辞退しましたが、辞退理由は全く違う理由を伝えています。
まとめ：社内イベントが嫌で転職するのは珍しくない
社内イベントが嫌で辞めるのは流石にやばいと思うかもですが、意外と社内イベントが嫌で辞める人は少なくありません。
強制参加で休日も返上で行かなければいけないなら労働者としての負担もかなり大きいので転職を決断するのも無理はないと思います。
参加しないという選択ができるのであれば、それに越したことはありませんが、現実問題在籍している以上強制参加としている企業が殆どなので、嫌ならそんなイベントの無い会社に転職するのが1番の解決策です。
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