【キャリアが詰んだ】26歳で4回短期離職してしまった私の末路。

【キャリアが詰んだ】26歳で4回短期離職してしまった私の末路。
りゅうせい

26歳で4回も短期離職したりゅうせいです。

短期離職した過去については思い出すだけでも動悸がして胸がザワザワします。

だからといってこれまで僕が退職しまくった結果は全て合理的だったと考えています。

もしあの時、あの瞬間に退職という決断をしなければ確実に再起不能になっていたと思うからです。

私は4回の短期離職を経て2社目の会社に出戻り転職し、現在は何とかキャリアを積む事ができています。

目次

26歳で4社退職。「詰んだ」と思っていたあの頃の私

「また、やってしまった……」

4社目の退職届を提出した帰り道、駅のホームで足元を見つめながら、私は自分の人生に絶望していました。

当時の私は26歳。世間では「石の上にも三年」と言われる年齢ですが、私の履歴書には、わずか数ヶ月から1年強で途切れた経歴が4つも並んでいました。

社会のレールから完全に外れた感覚

友人たちが会社で中堅として活躍し、後輩の指導や大きなプロジェクトを任され始めている中、私はといえば、ハローワークに通うか、あるいは部屋で天井を見上げて過ごす日々。

  • 「お前は根性がないだけだ」という親の言葉。
  • 「次が見つかるわけない」という、面接官に言われるまでもない自分の中の確信。
  • 「管理栄養士の資格まで取ったのに」という自分への裏切り。

スマホを開けば、SNSには「仕事が充実している」キラキラした投稿が溢れています。

それに比べて、自分は26歳にして「キャリアのゴミ箱」に放り込まれたような気分でした。

「普通」ができない自分への恐怖

1社目で適応障害になり、3社目でパワハラを受け、4社目では人間関係に心を折られました。

確かにそれぞれに「正当な理由」はあったはずです。

でも、客観的に自分の履歴書を見れば、それは単なる「長続きしない、問題のある人間」の証拠にしか見えません。

「もう二度と、まともな企業に雇ってもらえることはない。

一生、短期のアルバイトを転々として生きていくしかないのか?」

そんな「詰んだ」という言葉すら生ぬるいほどの圧倒的な孤独と恐怖が、当時の私を支配していました。

この時の私はまだ、この「4回の失敗」が、自分にとっての「本当の適職」を見つけるための、手痛い、けれど必要なプロセスだったとは露ほども思っていませんでした。

ボロボロな職歴と退職理由の真実

私の履歴書をパッと見れば、誰もが「この人、長続きしない問題児なのかな?」と思うでしょう。

でも、その1行1行の裏側には、必死に抗い、そして心が折れてしまったリアルな葛藤がありました。

「短期離職」という言葉で一括りにされがちですが、その実態を正直に告白します。

1社目:病院の管理栄養士(8か月)

大学を卒業し、国家資格を握りしめて入職した憧れの病院。

しかし、待っていたのは直属の上司による執拗な「指導」という名の否定でした。

  • 資格持ってるのにこんなこともできないの?
  • 代わりはいくらでもいる……。

次第に夜眠れなくなり、朝になると涙が止まらない。

診断は適応障害。

  • せっかく就職したのに
  • 親に申し訳ない

という思いで粘りましたが体が動かなくなり、わずか8か月で最初の手札を失いました。

ドラッグストア(1年10か月)

心機一転、体調を整えて選んだのはドラッグストアでした。

ここでは「管理栄養士」の知識を活かしてお客様の相談に乗る楽しさを知り、人間関係にも恵まれました。

最長期間である1年10か月勤めましたが

  • もっと専門的に商品開発に関わりたい
  • 市場価値を上げたい

という欲が出てしまったのです。

今思えば、ここが一番の「安住の地」だったのですが、当時は隣の芝生が青く見えて仕方がありませんでした。

食品メーカーの商品開発職(3か月)

念願叶って転職した食品メーカー。

しかし、配属先のリーダーは「新人は24時間仕事のことを考えろ」という昭和気質のパワハラ体質でした。

会議での罵倒、達成不可能なノルマ。

2社目で取り戻した自信は、わずか3か月で粉々に打ち砕かれました。

「自分はどこへ行ってもダメなんだ」という自己嫌悪のループが始まったのは、この時からです。

4社目:病院の管理栄養士(6か月)

「原点回帰だ。もう一度、病院で管理栄養士としてやり直そう」

と決意して入職。

しかし、そこは古参スタッフによる派閥争いが激化している「お局様の巣窟」でした。

新入りは格好の標的。陰口、無視、仕事の押し付け……。

3社目でのダメージが癒えていなかった私の心は、半年で限界を迎えました。

26歳、4回目の離職。

「短期離職=詰んだ」は嘘? 負のループに陥る人の共通点

「4回も辞めたら、もうどこも雇ってくれない。人生終了だ……」

そう絶望しているあなたに伝えたいのは、「短期離職=人生終了」というのは、実は思い込みに過ぎないということです。

世の中には、転職回数が多くても自分らしく働いている人は意外とたくさんいます。

しかし、一方で「なぜか短期間で辞めるサイクルから抜け出せない人」には、明確な共通点があります。

かつての私も、見事なまでにこの落とし穴にハマっていました。

「今の環境から逃げたい」が先行しすぎる

メンタルを病むほどの職場にいると、思考回路が「ここから脱出すること」だけで占拠されます。

すると、次の職場を選ぶ基準が「今の嫌なことがない場所」という消去法になってしまうのです。

  • パワハラが嫌だ → 「優しそうな面接官」の会社へ(仕事内容を無視)
  • 残業が嫌だ → 「残業ゼロ」を謳う会社へ(給与や将来性を無視)

この「逃げの転職」は、結果として企業分析を甘くし、新たなミスマッチを生む最大の原因になります。

自分の「適性」を客観視できていない

私は

  • 管理栄養士だから病院で働くべき
  • キャリアアップのために商品開発をすべき

という「べき論」で仕事を選んでいました。

しかし、現実はどうだったか。

  • 病院の閉鎖的な人間関係には耐えられない。
  • 殺伐とした開発現場のプレッシャーには弱かった。

「やりたいこと(憧れ)」と「できること(適性)」、そして「耐えられる環境」

この3つの重なりを無視してキラキラした理想だけを追い求めていたことが、負のループを招いていました。

「正解」を外の世界に求めすぎている

  • 次の会社こそはホワイトなはず
  • 次の上司こそは理解があるはず

と幸せの主導権を環境に預けてしまっていました。

もちろん、パワハラや悪質な環境は会社が100%悪いです。

しかし、「自分はどんな環境ならストレスを感じにくいのか?」という自己理解が不足していると、何度くじを引いても「ハズレ」を引いた気分になってしまいます。

逆転の鍵は「出戻り(アルムナイ)転職」だった

4社目を辞め、26歳にして「職歴ボロボロ、メンタルもボロボロ」になった私。

「もう普通の就職活動は無理だ。書類選考すら通らないだろう」と絶望していた時、ふと脳裏をよぎったのは、2社目のドラッグストアで働いていた頃の自分でした。

当時は「もっと上を目指さなきゃ」と焦って辞めてしまいましたが、振り返ればあの場所には私が今失ってしまった「心穏やかに働ける環境」がすべて揃っていたのです。

なぜ2社目のドラッグストアに戻る決意をしたのか?

私が「出戻り(アルムナイ)転職」を選んだ理由は、単なる妥協ではありません。

自分を客観視した結果の、戦略的な決断でした。

「精神的な安定」の再定義

キラキラした商品開発や、専門性の高い病院勤務。

それらに挑戦してボロボロになった私が求めていたのは、高い志よりも「今日一日、笑顔で終われる職場」でした。

プライドを捨てた勇気

  • 一度辞めたのに戻るなんて、負け組だと思われるかも
  • 合わせる顔がない……

そんなプライドが足を引っ張りました。

でも、今の自分に必要なのは見栄ではなく、「確実に受け入れてもらえる居場所」でした。

勇気を出して、かつての上司に連絡を取った

震える手で、当時お世話になった店長にLINEを送りました。

「お久しぶりです。勝手なお願いなのですが、もし欠員があれば、またあちらで働かせていただくことは可能でしょうか?」

すると、返ってきたのは「ちょうど人手が足りなくて困ってたんだ!また一緒に働けるなら大歓迎だよ」という温かい言葉でした。

「出戻り転職」が最強の復活ルートである理由

実際に戻ってみて痛感したのは短期離職を繰り返した人間にとって、出戻りはこれ以上ない「勝ち筋」だということです。

企業側のメリット:ミスマッチ・リスクがゼロ

企業にとって中途採用はギャンブルです。

でも、元従業員なら「仕事ができるか」「性格に難がないか」を既に知っています。

4回の離職歴があっても、「うちで働いていた時の君」を知っているから、信頼関係が最初から構築されているのです。

自分側のメリット:人間関係と業務の「予習」ができている

新しい職場への不安(人間関係、社風、ルール)が一切ありません。

「あのお客さんはこう対応すればいい」「あの先輩はこういう性格」と分かっているだけで、メンタルへの負荷は激減します。

現在の生活:4回辞めた経験は「無駄」ではなかった

出戻り転職を果たしてから数年。

かつて「26歳で4社退職」という絶望の淵にいた私は、今、驚くほど穏やかで充実した日々を過ごしています。

正直に言えば、戻る直前までは「出戻りなんて格好悪い」「キャリアの敗北だ」というネガティブな思いがゼロだったわけではありません。

しかし、実際に働き始めて気づいたのは、「自分に合った場所で、心穏やかに働くこと」こそが、最強のキャリア形成であるという事実でした。

「順風満帆」の定義が変わった

今の私は、ドラッグストアの現場でリーダー候補として店舗運営に携わっています。

かつて追い求めていた「キラキラした商品開発職」や「権威のある病院勤務」ではありません。

しかし、今の生活にはそれ以上の価値があります。

  • メンタルが安定し、夜ぐっすり眠れること
  • 職場の仲間と冗談を言い合い、協力して仕事ができること
  • お客様から「ありがとう」と直接言われ、自分の存在意義を感じられること

以前の私は、世間体や「こうあるべき」という理想のキャリア像に縛られ、自分の心の悲鳴を無視していました。

でも今は、「自分が心地よくいられる環境」を最優先に選んだ結果、仕事のパフォーマンスも自然と上がり、社内での評価も高まっています。

短期離職を繰り返したからこそ得られた「最強の武器」

4回の離職は、履歴書の上では「傷」かもしれません。

しかし、私にとっては「自分を守るためのセンサー」になりました。

リスクヘッジの重要性に気づけた

「このままでは心が壊れる」という予兆に敏感になれました。

無理をして再起不能になる前に、自分を逃がしてあげる判断力は、ストレス社会を生き抜くための必須スキルです。

他人の痛みに寄り添えるようになった

現在は店舗で後輩の育成も担当していますが、メンタルを崩しかけているスタッフのサインにいち早く気づけるようになりました。

「辞めたい」と悩む人の気持ちが痛いほどわかる。

それは、エリート街道を歩んできた人には決して持てない、私だけの強みです。

「当たり前」の環境に感謝できる

パワハラや劣悪な人間関係を経験したからこそ、今の「普通に話せる上司」や「助け合える同僚」の存在が、どれほど奇跡的でありがたいものかを実感できます。

この感謝の気持ちが、日々の仕事のモチベーションに直結しています。

キャリアが詰んだと感じているあなたへ贈る、キャリア再生の3ステップ

26歳で4社を辞め、どん底から這い上がった私が実践した「キャリア再生の3ステップ」を伝えます。

今すぐ完璧な正解を見つけようとしなくて大丈夫です。

まずは、この順番で思考を整理してみてください。

「辞めた自分」を責めるのを今すぐやめる

まず、一番大切なことです。「自分はダメな人間だ」という自己否定のシャッターを下ろしてください。

短期離職を繰り返すと、どうしても自分が社会不適合者のように思えてしまいます。

しかし自己否定をしたまま転職活動をしても、面接官にはその「自信のなさ」が負のオーラとして伝わってしまいます。

「4回辞めた」事実は変えられません。

  • 自分に合わない環境を4回も見極められた
  • 死ぬ前に逃げ出す勇気があった

と解釈してください。

心が疲弊した状態では、正しい判断はできません。

まずは「今までよく頑張ったね」と自分を許してあげることが、再生の第一歩です。

「やりたいこと」ではなく「耐えられること」で選ぶ

キラキラした職種や高い年収に惑わされず、自分の「ストレスの境界線」を明確にしましょう。

私は「商品開発職」という憧れよりも「ギスギスしない人間関係」の方が重要だと気づきました。

「これだけは譲れない条件(例:残業なし、適度な距離感)」を優先順位のトップに置くのです。

「やりたいこと」で失敗したなら、次は「心穏やかに続けられる環境」を探す。

これが負のループを断ち切る秘訣です。

転職エージェントや過去の縁を徹底的に使い倒す

履歴書に自信がない時こそ、一人の力で戦おうとしないでください。

転職エージェントに事情を話し、短期離職をどうポジティブに伝えるかプロの知恵を借りるのが得策です。

また、私のように「以前の職場」に連絡してみるのも立派な戦略。

過去の縁を頼ることは恥ではありません。

むしろ、あなたの性格を知っている人こそが、今のあなたにとって最強の理解者であり、再起のチャンスをくれる存在になります。

まとめ

26歳、4回の離職。それは客観的に見れば「詰み」に見えるかもしれません。

しかし私にとっては、自分自身の弱さと向き合い、本当に大切にしたい価値観に気づくための「必要なプロセス」でした。

今、あなたが感じている絶望は、決して一生続くものではありません。

プライドを少しだけ横に置いて、自分の心が「ここなら大丈夫」と思える場所を探してみてください。

4回逃げた私でも、今は笑って働けています。あなたに合う場所も、必ずどこかにあります。

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