漫画やアニメが好きなです。今後漫画やアニメを紹介するブログでお金を稼いでみたいと考えていますがどうなのでしょうか?
ぶっちゃけ今からやるのは辞めた方がいいです。
こんにちは。ブロガーのりゅうせいといいます。
- 私が漫画やアニメ紹介系ブログを辞めようと思った理由
- 漫画やアニメ紹介系ブログに潜む大きなリスク
- 漫画やアニメ紹介系ブログが今後稼ぎにくくなると思う理由
本記事では漫画やアニメ紹介系ブログを私が辞めた理由や今後難しくなる理由について解説します。
私が漫画やアニメ紹介系ブログを辞めた理由5つ。
私が漫画やアニメ紹介系ブログを撤退した理由は下記5つ。
- 広告単価が低い
- 収益はトレンドに左右される
- 単純に面白くない
- 狙えるキーワードに限りがある
- 著作権侵害のリスクが高い
それぞれ解説します。
広告単価が低い
漫画やアニメ系ジャンルの広告は単価が低いです。
基本的にはPVを集めてアドセンスで稼ぐか物販系、VOD、電子書籍などをアフィリエイトすることになりますが、はっきり言って作業量の割に稼げません。
個人ブログで月10万以上を狙うのはほぼ無理かなとやってみて感じました。
同じ作業量を費やすなら転職や美容系など収益性が高いといわれるジャンルに時間を使った方が長期的な利益は得られやすいです。
収益はトレンドに左右される
収益はトレンドに左右されます。
アニメ放送で一気に検索ボリュームが増えたりしますが、その後萎むのも早いです。
人気作品なら安定してPVを稼ぐことはできますが、その分ライバルが多いので更新をサボれば当然落ちます。
更新が地獄です
以上のことからストック型の収入源を作るには向きません。
先月は8万ぐらいだったのに次の月は1万ちょいだったなんてこともザラです。
外注で回すこともできなくはないですが、収益性が低いので費用はあまりかけられません。
そうなれば当然経験値の低いライターを低単価で使い倒すという悪魔的手法を取る羽目になります。
要するに更新しないと収益が止まる上、外注で手離れもしにくいので不労所得にはなり得ないのです。
競合との差別化がしにくい
1つの作品に関して書くわけなので競合との差別化はしにくいです。
頑張って書いた記事が強いサイトにパクられて順位が落下することもしばしば。
要するに記事のオリジナリティが保ちにくいのです。
悪質なサイトは感想までパクってくることもありました。
狙えるキーワードに限りがある
キーワードは無限にあるのですが、狙えるキーワードには限りがあります。
例えば「○○ 無料」「○○ おすすめ」みたいなお金につながりやすいキーワードや「○○ 面白い」みたいな綺麗なキーワードは企業サイトがほぼ独占しています。
「○○ 感想」で書いたところでレビューをまとめたサイトが上位表示されるので個人ブログの記事はほぼ読まれません。
そのため我々個人ブロガーは企業が狙いにくいネガティブキーワードを責めることになるのですが、正直言ってしんどいです。
ネガティブキーワードの例
- ○○ つまらない
- ○○ ひどい
- ○○ 面白くない
- ○○ 打ち切り
はっきりいってこんなのサジェスト汚染でしかないと思うんですよね。
作者さんからしても「○○ つまらない」というキーワードがタイトルに含まれた記事が出てくれば悲しいですよね。
綺麗なキーワードで攻めるならこんなのもありますが、はっきり言ってこれも検索妨害だと思うんです。
- ○○ アニメ いつ
- ○○ 2期 いつから
- ○○ 声優 だれ
この辺は公式サイトがまとめればいい話ですよね。
個人ブログが書いても検索汚染でしかありません。
以上のことから漫画やアニメ紹介系ブログで狙えるキーワードは無限にあるものの、扱えるものには限りがあるのです。
著作権侵害のリスクが高い
漫画やアニメ紹介系のブログでは著作権を侵害してしまうリスクがあります。
漫画のネタバレサイトを運営していた法人や個人が逮捕される事例が増えていることからも分かる通り、かなりシビアです。
最近はASPもかなり神経質になっているので、今後規制はますます厳しくなることも予想できます。
漫画・アニメ紹介系ブログで絶対にやってはいけないこと
- 書籍の内容や他サイトの画像・動画を載せる
- 漫画ページやアニメの一部をスクリーンショットした画像を載せる
- ネット上で公開されているアニメ画像(拾い画)を載せる
- 感想よりもあらすじのボリュームが大きい記事を投稿する
- 画像転載はなしでもその記事を読めばストーリーが把握できる記事を書く
著作者からの許可があれば上記行為が認められることもありますが、現実的に難しいですよね。
安全に運営するのは難しい
上記点を考慮すると安全運営するためには
- ネタバレはかかない
- 画像は載せない
- あらすじはかかない
上記3つは最低限必要となるわけです。
ネタバレ一切なしで画像も使わず、文章だけで作品の魅力を伝えるのは想像以上に難しいですよ。
だって買った商品の中身は見せずにレビュー記事を書くようなもんですから。
著作者から画像使用の許可がもらえれば話は別ですが。
著作権侵害の定義は曖昧
漫画やアニメの著作権に関して3日間ぐらい血眼になって調べてみましたが、正直いって正しい答えは分かりませんでした。
1つ言えるのは我々一般人が想像している以上に著作権は厳しいということです。
とはいえほとんどの漫画やアニメ紹介系ブログでは画像が使われたりしていますよね。
画像を一部載せる分には宣伝にもなるので作者や出版社も黙認している部分があるらしいですが、著作者が「ダメだ」といえば普通にアウトです。
この辺の定義が曖昧なので正直かなり怖いなと感じました。
漫画やアニメ紹介系ブログが初心者向きなのは事実
以上の理由から私は今後漫画やアニメ紹介系ブログの撤退を決めましたが、このジャンルは決して稼げないわけではありません。
リスクを考慮した上で安全に運営できれば月3~5万円程度は狙えます。
その経験をもとに今後漫画やアニメ紹介系ブログで稼ぐコツについても紹介していきます。
漫画やアニメに特化する必要はない
大前提として漫画やアニメだけに特化する必要はないです。
むしろ雑記ブログの方が収益は安定しやすいでしょう。
実際有名ブロガーのヒトデさんも雑記ブログのテーマの1つとして扱って月100万以上の収益を出されています。
今からブログをやるならジャンル特化した方がいいといわれますが、漫画やアニメ系に関してはそこまでジャンル特化にこだわる必要はないです。
エンタメという大きな括りで攻めるのがおすすめ
基本的に漫画やアニメ紹介系ブログはトレンド性で収益が変わります。
アニメ化をきっかけに検索ボリュームが上がってバンバン成約する時期もありますが、旬が過ぎればそれまでです。
そのため収益の安定を考えるなら漫画やアニメだけでなく「エンタメ」という大きな括りで攻めた方がいいかなと感じました。
紹介する商品は電子書籍サービス
漫画やアニメ紹介系ブログでは電子書籍サービスの訴求がおすすめです。
電子書籍サービスの紹介がおすすめな理由
- 1件成約あたりの単価が高め(2,000~3,000円)
- ユーザーの悩みにマッチしやすい
電子書籍を紹介した方が成約率も高い上に稼ぎやすいです。
グッズなどを紹介しても報酬は微々たるものですし、そもそもあんま売れません。
ちょっと意外かもしれませんが、動画配信サービス(VOD系)も成約率は低めです。
理由は単純に漫画やアニメ紹介系ブログに流入してくるユーザーのほとんどは「オタク層」だからでしょう。
要するに常時アニメはチェックしているということです。
恐らく何らかの動画サブスクはすでに登録しているユーザーが多いのではないかと思われます。
ユーザーのほとんどはアニメの続きを求めている
つまりほとんどのユーザーが解決したい悩みは「アニメの続きが知りたい」なのです。
できるならお金を掛けずに続きが見たいのでしょう。
だからこそ○○+ネタバレのようなキーワードは検索されやすいのです。
そのようなユーザー向けに「○○は電子書籍なら安く読めますよ」と訴求すれば結構簡単に成約します。
まとめ
本記事では私が漫画・アニメ紹介系のブログを辞めた理由について紹介しました。
- 広告単価が低い
- 収益はトレンドに左右される
- 単純に面白くない
- 狙えるキーワードに限りがある
- 著作権侵害のリスクが高い
1番怖いのはやはり著作権です。
たとえ作品の紹介や感想だけだったとしても内容次第では著作権侵害にあたる可能性があります。
それに著作権の規制は年々厳しくなっているので、今はOKなことが今後は規制される可能性もあるわけです。
そう考えると収益性も低いので長くやる価値はないかなと思い撤退を決めました。
急に記事削除依頼のメールとか来たら怖いからね。
初心者向けといわれる漫画やアニメジャンルですが、始める際は最大限注意しましょう。
ってなけで今回は以上です。
バイバイ!
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