・Webライターって実際稼げるのか?
・管理栄養士とWebライターって相性いいの?
・文章を書くことを仕事にするって実際どうなの?
本記事はこのような悩みを解決できる内容となっています。
こんにちはブロガーのりゅうせいです。もともとは病院で管理栄養士の仕事をしていましたが、辞めて現在はブログを書いて生活しています。
突然ですが、あなたは文章を書く仕事に興味がありますか?
ネットに転がっているWebライター系の情報は良い面ばかり書かれていて、きつい面はないのか気になりますよね。
ここだけの話文章を書く仕事ってあなたが想像している以上に超キツいです。
たしかにある程度まとまった収入が稼げるようになれば、時間にも場所にも縛られない自由な生活が実現できます。
しかし、「私作文とか得意だし~」って軽いノリで始めると痛い目を見るでしょう。
今回はWebライターが想像以上にきつい現実についてリアルな話を語っていきますので、興味のある方はじっくり読み込んでみてくださいね。
管理栄養士の副業WEBライターは稼げないのか?
まず結論からお話しておくと管理栄養士Webライターは稼ぎにくいというのが正直な答えになります。
よくネット上に漂うインフルエンサーは「Webライターめっちゃ稼げるからおすすめだよ」みたいに呟いている方が多いですが、基本的に文章を書く仕事は作業量が割に合いません。
「日本語なら私でも書けるし~」
なんてインフルエンサーに唆されて始めたレベルでは到底稼げないです。
私も始めた当初は割に合わなさすぎて
「うわぁ」
ってパソコンに顔を叩きつけたくなったことが何度もあります。
もちろんパソコンが壊れるのはまずいから冷静に踏みとどまったけどね。
これまでに一度でもパソコンに顔を叩きつけて画面を破壊したことがあったなら、たぶん今の私は存在していなかったでしょう。
ではなぜ管理栄養士のWebライターは稼ぎにくいのか。
ライター業界が腐ってしまったのが1番大きな理由なのですが、その辺はここで話すと長すぎる内容なので気になる方は下記記事を読んでみてください。
文章を書く仕事がお金になりにくいことが根底にある上で、もう少し踏み込んだ理由をお伝えしていきます。
管理栄養士が執筆できる案件は単価が高くない
管理栄養士の資格を保有した方限定で募集する案件は基本的に単価が高くありません。
文章を書く仕事が基本的に割に合わないという現実に加えてこの現実を突きつけられるのは非常に悲しいですよね。
私なんて悲しすぎて管理栄養士資格を破り捨てたくなったことすらあります。
この理由は、管理栄養士の給料が薄給であることが原因として大きいです。
ここでは管理栄養士Webライターの単価が高くない理由に焦点を当てて解説します。
結論からいえば、栄養や食に関するサービスの単価が高くないから稼げないのです。
栄養や食に関する分野は低単価
他の業界と比較しても、栄養や食に関する分野はサービスを普及させても利益が上がりにくいことが原因として挙げられます。
管理栄養士Webライターとして執筆する案件は栄養素の解説や健康食品の監修などがメインになるかなと思いますが、こういうのって思ったほど儲かりません。
逆に金融や不動産などを扱う商品単価が高い業界は利益率が非常に高いので儲かりやすくなっているんです。
利益が出やすいということは執筆するライターにもお金をかけられるということなので、自然と単価も高くなるという構図ができます。
上記業界と比べてしまうとやはり管理栄養士が扱える案件は稼ぎにくいという悲しい現状が避けられないのです。
どうすれば稼げるのか?
ここまで聞いて
管理栄養士ってどこにいっても結局稼げないわけね
と思ってしまったかもしれませんがそう考えるにはまだ半分正解、半分不正解という状況かなと思います。
確かに管理栄養士の案件は単価が高くないので稼ぎにくくはなりますが、全く稼げないかといわれればそうではありません。
管理栄養士にもまだ救いようがあるのです。
国家資格もまだまだ捨てたもんじゃないかもよ?
栄養系の案件は誰でも書こうと思えば書けるわけですが、やはり専門知識をもった管理栄養士の方が優遇されやすいのは事実なんです。
つまり専門知識を深め、複数の案件を獲得し隙間時間でコツコツ作業ができれば月5万程度は簡単に稼げちゃいます。
管理栄養士がWebライターで稼ぐポイントは3つ
僕の経験上管理栄養士を活かしてWebライターで稼ぐためには下記3つが重要になるかなと思います。
- 記事の品質向上
- 医療や薬機法・美容に関する知識を深める
- とにかく量をこなす
1つずつ解説していきます。
記事の品質向上
1つ目は記事の品質を向上させることです。記事の質を高めることができれば継続依頼をお願いされやすくなることはもちろん、単価アップの交渉も成功しやすくなります。
そして記事の質が高いライターは新しい仕事も獲得しやすいです。
記事の質を高めるためには下記2つは最低限意識しておきましょう。
- 文章力を磨く
- SEOの知識を身に着ける
文章力もSEOの知識も日々作業をこなしながら書籍やブログに関する情報を発信している方の声を参考に身に着けていくのが1番効果的です。
セールスライティングができると強い
慣れてきたらセールスライティングについても勉強していきましょう。
セールスライティングを使うとあなたが書いた記事から商品がポコポコ売れるので、クライアント側が儲かります。
クライアントが儲かるなら必然的にWEBライターに支払われる報酬も上がるわけです。
利益に大きく貢献できれば、単価が2~3倍に跳ね上がることもあります。
私はセールスライティングを勉強してブログ収益が10倍になりました。
セールスライティングを学ぶと驚く程単価が上がって会社を辞める未来が見えてくるかもしれませんよ。
下記記事では私がセールスライティングを学ぶ上で役に立った書籍3冊を厳選して紹介しています。
WEBライターで稼げないと悩んでいる方はぜひ勉強してみてください。
医療や薬機法・美容に関する知識を深める
管理栄養士が取れる案件の中でも比較的単価が高い傾向にあるのが「医療」や「薬機法」、「美容」を扱ったジャンルです。
これらジャンルは管理栄養士の知識+αで専門性が求められるので、記事執筆に伴う責任も当然大きいですが、高いリターンを得ることができます。
執筆するには「薬機法」についてしっかり勉強しましょう。
くれぐれも高額な講座に騙されたりしないよう注意しましょうね。
とにかく量をこなす
3つ目はとにかく量をこなすことです。ある意味力技にはなりますが、しっかりと量をこなすことができれば文章で稼ぐのは十分に可能となります。
ただ量をこなして稼ぐという手法は最初の頃だけにしてあまり長く続けない方がいいかなというのが個人的な意見です。
なぜなら
冗談抜きで超きついから
です。
ずっとパソコンで作業するわけだから目は想像以上にきついよ。
量をこなすのはかなりきつい話
仮に文字単価1円で20万文字書いたとして得られるのがサラリーマンの平均的な給与である20万円に届くわけですが、これを1年、2年と続けるのは無謀だと思いませんか?
もちろん通勤なしで勤務時間も自分で設定できるわけですから僕みたいな内向型の引きこもり体質な人間には天職なわけです。
しかしこの稼ぎ方では自分が作業をストップした瞬間に収入は途絶えてしまいます。
これは文章で稼ぐWebライターだけではなく、動画編集やエンジニア、Webデザイナーなども同様です。
そのため「稼ぐ」ということだけを目的に文章を仕事にするのはおすすめしません。
繰り返しますが、ネット上によくいる「Webライターは日本語が使える人なら誰でもできる」という甘い言葉をあまり鵜呑みにし過ぎない方がいいですよ。
管理栄養士ができる副業はライターだけではない
わざわざライターに固執し続ける必要はありません。
管理栄養士だからこそできる副業はライター以外にもたくさんあるからです。
下記記事では管理栄養士スキルを活かしやすい副業をまとめています。
1年ぐらい続けても結果がでないなら多分向いてないので別の副業にシフトチェンジすることをおすすめします。
ここまで聞いてもライターで食っていきたいと思える奴は強い
ここまでの話を聞いて
「Webライターって相当きつそうじゃん。もう辞めよっかな」
と思っちゃった方は多分辞めておいた方が無難です。
ここまで赤裸々に文章で稼ぐのがきつい話を聞いても
「とにかく文章でごはんが食べたい!今の人間関係が嫌で嫌でたまらないんだよー」
というあなたはかなり才能ありです。
ぶっちゃけ管理栄養士として雇われて生きていくよりも断然こっちの世界に来た方が生きやすくなるでしょう。
文章を書くのが向いている奴もいる
「小さい頃から人見知りで内向的なんです」とか「私って気が弱いから職場の管理栄養士さんとは馬が合わないよ」なんて方は文章を書いて生きる方が幸福度は上がるでしょう。
文章を書くきつさを許容できるのであれば、その辺のインフルエンサー達がいうように人生の自由度が上がるのは間違いないですから。
そんなあなたには、僕のできる限りでサポートしていきたいと思っていますし、ぜひとも文章を書く仕事で幸せに生きてほしいです。
ただ、先輩として1つだけアドバイスしたいことがあります。
文章を書くことを本業にするなら「それなりの覚悟は必要だよ」
後述する単価アップに注力するのはもちろんですが、場合によっては資格を捨てて稼ぐ勇気も必要です。
管理栄養士の資格にこだわりすぎるとぶっちゃけ難易度超上がるよ
単価アップのために全力を尽くす
月に20万文字以上書くのはかなりきついです。
専業でもかなり労力がいることなのに、それを副業でこなせるというなら間違いなくそいつは化け物でしょう。
それを前提に1つ考えてほしいことがあります。
「文字単価1円で20万文字書いて月20万円稼ぐ生活」と「文字単価2円で10万文字書いて月20万円稼ぐ生活」ならどっちが快適だと思いますか?
圧倒的に後者が快適ですね。
月20万文字書くなら死にかけの魚みたいにあぷあぷした状況のはずですが、10万文字ならまだまだ余裕があるはずです。
その余裕を使って自分のブログも育てながらストック型の収入源も確保していけばさらに作業量を減らすこともできます。
逆にもっと稼ぎたいのであれば、作業量を少し増やせば簡単に手が届いちゃうわけです。
ただ作業するのではなく「いかに自分を楽にすること」を考えて作業を進められるかがポイントですよ。
Webマーケティングの知識は必要不可欠
文章で食べていくことを本業とするなら、「Webマーケティング」の知識も絶対に必要となります。
なぜならあなたは今後マーケティングをしながら文章という商品を世の中に売り込んでいかないといけないからです。
サラリーマンの時のように労働時間が決まっているわけではなく、全ては自分で管理していかないといけません。
Webライターも仕組みとしてはサラリーマンのようなものなので頭を使わずに作業していては一生低単価で使い倒されます。
文章は管理栄養士と同じく給与面も安く設定されがちなので、ライターをなめているクライアントも少なくありません。
それを防ぐためにもWebマーケティングについてしっかりと勉強することが必要となるのです。
まとめ:ライターとして生きていくのは楽ではないよ
今回の内容で私が言いたいのは、管理栄養士Webライターは稼ぎにくいし、文章で生きていくのは超きついということです。
ただ、これだけ難しい道だからこそ人生の自由度は爆上がりしますし、時間や場所、人間関係にも縛られない理想的な生き方が実現できます。
これを実現するためにはやはり周りの友人や親、家族に反対されても「私はやるんだ」という強い意志を持ち続けることです。
そしてこれから待ち受ける困難を乗り越えるための自己投資は惜しまないこと。
正直自分の知識やスキルを身に着けるのにお金を渋ってしまう人は残念ながらこの道では生きていけません。
稼いだ金額の一部はさらなる収入アップのための自己投資につぎ込む覚悟を持っておくことが大切です。
厳しい話にはなりましたが、まずは簡単な案件で経験を積みながら少しずつ感覚を身に着けていけばいいと思いますよ。
割に合わないと感じたら撤退するなり、いったん休んで再び活動するなり自由ですから。
そして文章で稼ぐことの最大の魅力は初期投資がほぼ0で始められるということですよ。
個人でお金を稼ぐ手段はたくさんありますが、文章ほど始めるハードルが低い仕事は他にないと思います。
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ブログを始めてみたい方はコチラ。
Webライターとして月5万稼ぐ方法は下記の記事で詳しく解説しています。
色々いってもWebライターはずっと手を動かし続けないと稼げません。
コツコツと積み上げていきたい方はやっぱりブログで稼ぐのがおすすめです。
割に合わない薄給、理不尽な上司、冷酷非道な人間関係が辛すぎて管理栄養士を辞めたくてたまらないという方はこちらもどうぞ。
大きな声ではいえない管理栄養士なんてなりたくなかった話
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