新卒です。仕事が辛すぎます。ミスも多くて毎日上司に怒られるし、正直向いてないかもしれません。でも1年未満で転職って流石に早すぎるし、イメージ悪いかなと思って迷ってます。辛すぎて、毎日家に帰るとぐったりするし、休日もなにもやる気が起きません。どうしたらいいのでしょうか。
どうしたらいいか迷うし、辛いですよね。
こんにちは。新卒8か月で仕事辞めたりゅうせいです。
頑張っているのに上手くいかないし、上司にも怒られてばかり。
「もうすぐ後輩もくるんだからいい加減しっかりしてくれない?」
こんな上司の言葉でさらに不安を煽られていませんか?
私も同じ経験をしたことがあるので、痛いほど気持ちは分かります。
正直1年未満での転職はあまり良いイメージではないですが、状況次第では辞めた方がいいこともあります。
また、私の場合辞めずに我慢し続けた結果「適応障害」を発症して働けなくなりました。
そんな状況になってから辞めると立ち直るのにも時間がかかって大変なので早い段階で転職準備を進めることをおすすめします。
本記事では私の実体験をもとに以下の内容をお伝えしていきます。
- 新卒でも転職した方がいいサイン5つ
- 転職しない方がいい人の特徴
- 最悪な会社なら早く辞めた方がいい理由と特徴
- 新卒で辞めてからの転職活動を成功させるポイント
新卒でも転職した方がいいサイン5つ
新卒でも転職した方がいいサインは、自分を俯瞰してみるとしっかり表れています。
「みんな頑張っているんだし。私は大丈夫だよ。」
こんな思考で我慢し続けるのが1番危険です。
人によって働く環境も違いますし、頑張れる環境も違います。
周りの友達が辞めずに頑張っているからと自分の本心をないがしろにしてはいけません。
自分のこれまでの行動を振り返ってみて下記5つのサインが表れていないでしょうか。
新卒でも転職した方がいいサイン5つ
- ミスが多くて自信がなくなっている
- 休日が楽しめなくなった
- 職場で孤立している
- 周囲に会社の愚痴や不満ばかり漏らしている
- 他にやりたいことが決まっている
上記5つは転職した方がいいサインです。
それぞれ見ていきましょう。
ミスが多くて自信がなくなっている
新人だからミスしてしまうのは仕方ないことです。
しかし、そのミスを周囲から過剰に責められていないでしょうか。
教えてもらってないことでミスしたにも関わらず異常な程怒られたり。
そんな環境だとミスが怖くてまともに仕事できないどころか、自信まで失っていきます。
そして過剰な恐怖から今までできていた仕事までミスしてしまう「負の連鎖」に陥ることもあるのです。
ミスする原因はなんだろう?
ミスが多い原因はあなただけのものでしょうか。
- 上司の教え方が雑過ぎる
- 初めてのミスにも関わらず自信を無くすほど責められる
- 1度のミスに対して周囲から陰口を言われる
仕事ではあなたがどんなに頑張っていてもどうにもならないことがあります。
新人でミスするのは正直仕方ないことですし、新人のミスをグチグチ根に持つような職場は異常です。
そんな環境では自分が本来持っている強みやスキルも発揮できませんから、早く逃げる準備をしましょう。
仕事についていけない場合も危険
一生懸命頑張っているのに仕事についていけない状態も危険です。
特に慢性的な人手不足が続いている職場なら注意しましょう。
人が足りないので教えてもらえない上、新人には見合わない業務量を押し付けられている可能性があるからです。
私が入社した職場も人手不足だったので、新人なのにえげつないほど業務を抱えていました。
まだ慣れていないにに見合わない業務を抱えれば当然ストレスフルで病むので、体を壊す前に逃げましょう。
休日が楽しめなくなった
これまでは楽しめていた休日が今は体を休める時間になってしまった。
これも転職した方がいいサインの1つです。
普通に考えて仕事は慣れるものですから、時間が経てば生活にも慣れ休日の過ごし方もわかってきます。
にも関わらず日を追うごとに休日が楽しめなくなっているのなら、今の仕事があなたにとって大きなストレス源になっているのかもしれません。
たとえ周囲に比べると残業が少ない会社だとしても、ストレスに感じる度合が大きいなら休日も仕事のことが頭から離れず楽しめなくて当然です。
まずは自分が休日を楽しめなくなった原因について深堀してみると、今後どうしたらいいのか見えてきますよ。
ストレスの捌け口をお金にしている
あまりにも仕事が辛すぎて無駄使いが増えている人も要注意です。
そもそもお金を稼ぐために働いているのに、仕事で貯まったストレスを晴らすために散財するなら本末転倒ですよね。
ほとんどの人は、過度なストレスが貯まると散財する方向に走ると言われています。
例えばコンビニでお菓子やスイーツを爆買いしたり、週のほとんどが外食に頼るなどなど。
私の友達の中にはスマホゲームへの課金でストレス発散しているという人もいますから驚きます。
そんな生活では、たとえ一生懸命働いたとしても貯金は増えるどころか減る一方です。
ストレスで散財癖が強くなった方は、何のために働いているのか一度深く考えてみることをおすすめします。
友達に会社の不満ばかり漏らしている
社会人になってから愚痴や不満を漏らすことが増えた気がしませんか。
友達と会う時も気づいたら会社の不満や愚痴ばかり話しているようなら早く転職したほうがいいかもしれません。
愚痴や不満はあなたの人生にとって何の価値も生みませんし、貴重な時間を愚痴に使っていてはもったいないです。
友達だって社会人になりたてで辛いんですから、休みの日ぐらい楽しい話題だけ話したいはずです。
気づいたら会社の愚痴ばかり漏らしているようなら、ストレス過多な状態ですから早い段階で別の道を見つけた方がいいいでしょう。
他にやりたいことが決まっている
1番の決め手となるのは他にやりたいことが決まっている場合です。
- 元々第一志望の会社ではなかった
- 行きたい業界は他にあったけど周囲の反対で行けなかった
こんな背景があってかつこれまで話したサインのどれかが当てはまる状況なら今すぐにでも転職活動を進めた方がいいと思いますよ。
別業界への転職をスムーズに進められるのは第二新卒枠での内定が狙える今だけです。
新卒カードが使えなくなった後でもできないわけではないです。
しかし、求められる経験やスキルがガラリと変わる分難易度は上がります。
そのため他にやりたいことがあるなら若さの面でアドバンテージのある今が1番ベストでしょう。
新卒で転職しない方がいい人の特徴
次は新卒で転職しない方がいい人の特徴についてもお伝えします。
- 仕事に対してやりがいを感じている
- 休日が楽しめている
- 5年後の姿がイメージできる
- 周りの意見だけで辞めようとしている
上記に当てはまるならすぐに転職と動かなくてもいいでしょう。
それぞれ解説します。
仕事に対してやりがいを感じている
新卒の段階で仕事に対してやりがいを感じられているなら辞めない方がいいです。
そもそもやりがいのある仕事に出会える方が難しいもの。
周りの友達や世間の声など見ていれば分かりますよね。
業務内容は好きでなくとも職場環境が良くて、先輩や上司とも上手く馴染めている場合も同様です。
私個人的に人間関係は仕事のやりがいに直結しやすいと感じています。
多少業務内容が嫌でも、周囲の環境に恵まれているならきつくても踏ん張りが効きますからね。
実際仕事を辞める理由として「人間関係」・「仕事内容」を理由に挙げる人が圧倒的に多いわけですから、そこで恵まれていると思うなら辞めない方がいいでしょう。
休日が楽しめている
仕事に対してやりがいを感じられているならストレスを感じる度合も小さくなります。
結果として休日も有意義に楽しみやすくなるわけです。
残業が多くて拘束時間が長くとも、休日が充実して楽しめているなら無理に転職しようと考えなくてもいいんじゃないかと思います。
仕事のストレスが大きい場合、たとえ時間があっても休日は寝るだけで終わるんですから。
5年後の姿がイメージできる
今の会社で5年後に自分がどうなっているかプラスにイメージできるなら辞めない方がいいでしょう。
別に出世している、結果を残したなど意識高いイメージを持つ必要はありません。
無難に仕事をこなしながら、趣味やプライベートの時間が充実している。
かつ年が経つごとに貯金できる額も増えている状態が私の中では理想ですね。
よく5年後の成長した姿をイメージしなさいなんて言われますが、イメージするのは仕事以外の理由だっていいんです。
5年後の自分が充実した人生を送るために必要なものとして、仕事がマイナスになってないなら天職ですよ。
周りの意見だけで辞めようとしている
周りの意見だけで辞めようとするのも危ないです。
人間は自分をかわいそうなヒロインに仕立て上げるのが得意ですから、周囲に相談する時はついつい自分に都合の良いように伝えてしまいます。
結果どうなるかというと
そんな会社早く辞めなよ
と優しい声をかけてもらえるわけです。
ほとんどの人は自分の選択をあえて他人に委ねることで安心感を得ようとします。
そうすれば辞めた後で後悔した時に言い訳できるからです。
みんなに辞めた方がいいって言われたから辞めたのに。辞めなきゃよかった。
こんな感じですね。
辞めた方がいいのかどうかは最終的にあなたが決めることです。
周りの意見を安心材料にしようとしてないか今一度よく確認してください。
周りの意見はあくまで自分が辞めるかどうか決めるための判断材料です。
最悪な会社なら早く辞めた方がいい理由と特徴
ここまでは転職した方がいいのか自分軸でお伝えしました。
しかし忘れてはいけないのが、世の中最悪な会社もあるということです。
最悪な会社では勤続年数が長くなる程、会社にとって都合の良い道具として使える人材に洗脳されていきます。
その結果、いつしか自分を見失い心も体もズタズタになって、今後の人生まで棒に振ってしまう危険性があるのです。
そんな状況に陥ってまで働かないといけないほど世の中悪い会社ばかりではありません。
今そんな最悪な会社にいたとしても、早い段階で勇気を出して踏みだせば下記のような明るい未来が待っているかもしれません。
- 休日の過ごし方が充実し、趣味も心置きなく楽しめる
- ストレスなく貯金できる
- 親・家族・友達にも優しくなれる
- 後輩からも頼られる素敵な上司になれる
変わったあなたの姿に惹かれて今後の人生を共にするパートナーもできるでしょう。
だからこそ最悪な会社なら洗脳される前に辞めた方がいいのです。
では最悪な会社とはどんな会社なのか。
特にやばい特徴を3つご紹介します。
新卒の離職率が高すぎる
最悪な会社は新卒の離職率が半端なく高いです。
私が初めて入社した会社もまさにそうで、過去3年間の新卒離職率は驚異の100%。
私も辞めたので、その記録はさらに更新されたものと思われます。
ちなみにそれを知ったのは入社してからでした。
部署内には年齢の高い人ばかりで、年の近い人がいないのです。
人がすぐに離れていくので、基本的に中途で即採用で使える人材ばかりが募集されます。
結果どうなるかというと新卒で入っても年齢差がありすぎて全く職場に馴染めないのです。
さらに私の職場は癖の強いベテラン達による新人いびりが容赦ありませんでした。
そりゃー新卒離職率100%の記録がどんどん更新されていくわけです。
要するに新卒離職率が高い会社は癖の強いベテランばかりで非常に働きにくいということ。
当てはまる方は注意してください。
上司から高圧的に罵られる
上司が高圧的に罵ってくるパワハラ気味な会社も最悪な特徴の1つです。
私が適応障害を発症したのも毎日上司から高圧的に罵られていたのが原因だと思われます。
上司が高圧的なのはどこも同じでしょ。
と親世代からはいわれるかもしれませんが、その辛さは経験しているあなたしかわかりません。
人によって高圧的な上司のイメージは違いますから、一概にあなたが甘えているとは言えないのです。
ですから判断基準は、あなたが過剰なストレスを抱えているかどうかに委ねられます。
体に支障をきたすほど上司がストレスになっているなら壊れる前に辞める準備をしましょう。
業績が悪化している
業績が悪化している会社も最悪な特徴の1つです。
- 残業代が出ない
- 休日出勤が当たり前
- 有給が取れない
- 就職前に言われていた条件と違う
こんな感じの会社はほぼ確実に業績が悪化しているのでしょう。
労働の対価となるお金を払えないぐらい業績がよろしくないのです。
私の職場では、新人だからという理由で残業代が1円も出ませんでした。
毎日3時間ぐらい残業させられていたのにです。
業績の悪化している会社の労働環境はこの先どんどん悪くなります。
下手すれば支払われる給与が下がることもあるでしょう。
それでは頑張っているのにあまりにも残酷すぎますよね。
自分の頑張りを無駄にしないためにも、労働の対価はしっかり払う余裕がある会社に身を置きましょう。
転職した方がいいのは分かったけど転職できるか不安な人へ
ここからは転職した方がいいのは分かったけど転職できるか不安で行動できない人に向けて話していきます。
新卒で仕事を辞めるのは悪いイメージがありますから、転職できるか不安に感じるのも無理はありません。
しかし、新卒で辞めた人でも転職先というのは案外すぐに見つかるものなのです。
新卒で辞めても転職先はすぐに見つかる
しかし、実際に転職先を探してみると「第二新卒」として早期退職した人を求める会社はたくさんあります。
中には完全リモートや大企業の求人もちらほら。
たった1回の失敗経験は大目に見てくれる会社が多いということですね。
学生時代の就活では何千何万の会社から1つを選ぶわけですから、失敗しない方が珍しいです。
新卒で辞めることをくよくよ悩む必要はありません。
第二新卒を求める求人は多い
第二新卒を求める求人が最近は増えてきました。
企業側も若くてポテンシャルのある第二新卒の獲得に力を入れているわけです。
とはいえ、全ての会社が第二新卒枠で募集しているわけではありません。
中には一部の転職サイトでしか掲載されない求人も多数あります。
そのため、新卒で辞めた人が転職活動を進めるなら第二新卒の求人が多いサービスを使っていきましょう。
下記記事では新卒1年以内で辞めた人でも使いやすい転職サイトを3つ厳選しているので参考にしてみてください。
辞めた後はしばらく休んでも大丈夫
辞めた後に休みたいならしばらく休んだって大丈夫です。
辞めた後すぐに働かないといけない法律はないですし、人生終わるわけではありません。
私も辞めた後3か月ぐらいは有意義なニートライフを満喫しました。
大学時代に戻ったみたいですごく楽しかったです。
疲れ果てた姿ですぐに転職したら絶対同じ失敗を繰り返します。
冷静な判断ができるようになるまでは休んだっていいのです。
新卒で仕事辞めても人生なんとかなる
新卒で仕事辞めたとしても人生なんとかなるものです。
私もわずか8か月で辞めた希少人種ですが、今こうして楽しく生活できています。
もし辞めてなかったら私はもうこの世にいなかったかもしれません。
生きてさえいれば人生なんとかなります。
意味もなく早期離職に不安を持っていては心も体も壊してしまいますよ。
新卒で辞めてからの転職活動を成功させるポイント
新卒で辞めてからの転職活動を成功させるポイントは下記3つです。
新卒で辞めてからの転職活動を成功させるポイント
- 絶対に嫌だと感じることを明確にする
- 自分の強みと転職先をマッチさせる
- 転職先について情報収集する
絶対に嫌だと感じることを明確にする
今の仕事で絶対に嫌だと感じることを明確にしましょう。
- 人と関わるのが苦痛に感じる
- 組織の体制に疑問を感じる
- 業務内容が苦手過ぎる
- 拘束時間が長すぎる
- 給与が低すぎる
上記のような感じ。
人間関係だけは運要素が強いですが、できるだけ人との関わりが少ない仕事を選ぶことはできます。
自分が嫌だと思うことをいくつか挙げた後は優先順位をつけましょう。
絶対に嫌だと感じるものを排除すれば、仕事の辛さが軽減できるからです。
仕事を楽しいものに変えるのは難しいですが、工夫次第で辛さをなくすことはできますから、嫌だと思うことを明確にしてとことん排除しましょう。
組織として生きるのが辛い場合は?
また、組織として生きるのが辛いなら個人で生きる道を模索するのもありでしょう。
フリーランスになれば組織の体制に縛られることなく働けるからです。
幸いなことに今の時代はネットが発達したおかげで個人でもお金を稼ぐ手段がたくさんあります。
詳しくは下記記事でできそうなものがあればぜひ挑戦してみてください。
自分の強みと転職先をマッチさせる
ほとんどの人が嫌だと感じることでも、自分はそんなに苦じゃないことがありませんか。
自分の強みを探す際に1番手っとり早いのは、人より少しだけ得意なことを見つけることです。
例えば、私の場合文章を書くのはそんなにきつくありません。
大体の人は嫌がりますが、私は小さい頃から作文が得意でした。
読書感想文は適当に書いても毎回入賞してたので、親からも驚かれてました。
こんな感じで人が苦手なことでも自分は簡単にこなせることが強みです。
それを上手く転職先とマッチさせれば、スムーズに転職活動が進められますよ。
ミイダスなら自分の特性とマッチする企業からオファーがくる
とはいえ自分の強みを自分で見つけるのはなかなか難しいものです。
そんな時は客観的な視点で自分を診断してくれるサービスを有効に使いましょう。
ミイダスのコンテンピシー診断を受ければ自分の性格・特性・強みなど細かく知ることができます。
転職活動をスムーズに進める上でも役立ちますので、ぜひ使ってみてください。
転職先について情報収集する
興味のある業界や業種について情報を集めましょう。
マイナビジョブ20’sスカウトや第二新卒AGENTneoなどのサービスを使えば、転職エージェントに相談することができます。
求人探しだけでなく、面接対策や書類の書き方など転職活動で必要なことは全て無料でサポートしてもらえます。
- どんな業界に進んだらいいのか分からない
- 転職活動が初めてで不安
- 面接で上手く話せる自信がない
方はぜひ転職エージェントに相談してみてください。
まとめ
本記事では新卒でも転職したほうがいい5つのサインについて解説しました。
新卒でも転職した方がいいサイン5つ
- ミスが多くて自信がなくなっている
- 休日が楽しめなくなった
- 職場で孤立している
- 周囲に会社の愚痴や不満ばかり漏らしている
- 他にやりたいことが決まっている
上記の中で該当する数が多いほど、早く転職した方がいいということです。
体を壊してから辞めれば今後の人生にも大きな影響が出ますから、自分の体を守ることを最優先に考えてあげてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【厳選】20代におすすめの転職サイト
おすすめ転職サイトのポイント
- 第二新卒・既卒・未経験OKの求人掲載に力を入れている
- 初めての転職が不安な20代向けにサポートが手厚く、使っている人が多い
- 会社やサービスの内定実績が高く、利用者からも信頼されている
コメント