「正社員に疲れたからフリーター」がおかしいは嘘【事情はひとそれぞれ】

「正社員に疲れたからフリーター」がおかしいは嘘【事情はひとそれぞれ】
悩むあなた

正社員がつらくて辞めたい。でもフリーターになるのは逃げだろうか……

と悩んでいませんか。

世間では「正社員こそが正義」とされますが、うつ病になるほど自分を追い詰めてまで守るべき肩書きなどありません。

私自身、正社員として4年働きうつ病を経験しましたが、あえて「フリーター」を選んだことで心身を回復させ、再起することができました。

今回は、自分の体調を最優先にする選択が、なぜ最善の道なのかをお伝えします。

目次

「正社員=正義」という風潮があなたを追い詰める理由

「正社員こそが正義」という考え方は、ときに弱った心にとって刃となります。

なぜこの風潮があなたを追い詰め、正常な判断を狂わせてしまうのか、その正体を解き明かします。

「レールを外れる=人生終了」という極端な恐怖

日本の教育や社会には、いまだに「新卒で正社員になり、定年まで勤め上げる」という単一の成功モデルが根強く残っています。

そのため、体調を崩してもなお、「ここでフリーターになったら、二度とまともな職に就けないのではないか」という恐怖に支配されてしまいます。

しかし、これは生存本能が作り出した過剰な不安に過ぎません。

周囲の「善意のアドバイス」が呪いになる

親や友人、上司からの

  • 今は踏ん張り時だ
  • 正社員を辞めるのはもったいない

という言葉。

彼らはあなたを思って言っているつもりかもしれませんが、それは「健康な人の基準」です。

うつ病でエネルギーが枯渇している状態では、その善意が「今の自分はダメなんだ」という自己否定を加速させる呪文に変わってしまいます。

社会的信用を失うことへの過剰な不安

ローン、クレジットカード、結婚、世間体……。

正社員という肩書きが持つ「社会的信用」を失うことに、過剰なプレッシャーを感じていませんか。

確かに正社員にはメリットがありますが、「命や心の健康」と引き換えにしてまで守るべき信用など存在しません。

正社員に疲れた人が「フリーター」を選ぶ3つのメリット

正社員を辞めることは勇気がいりますが、心身が限界に近い人にとって、フリーターという選択は単なる「休止」ではなく、「自分を守り、再起するための戦略的なメリット」があります。

具体的にどのようなメリットがあるのか、私の体験を交えて3つにまとめました。

責任の重圧から解放され、脳を休ませられる

正社員の最大の負担は、業務そのものよりも「責任」と「人間関係」です。

常に成果を求められ、帰宅後や休日も仕事のことが頭から離れない……。

フリーターなら、業務範囲が明確で「持ち帰り仕事」も基本的にありません。

勤務時間が終われば仕事との接点を完全に断てるため、「脳が24時間緊張している状態」から解放され、うつ病の回復に不可欠な「質の高い休息」を得ることができます。

働く時間をコントロールして、無理なくリハビリできる

一度精神を病むと、以前のように「週5日・フルタイム」で働く体力は残っていません。

フリーターであれば、「まずは週3日、午後から」「1日4時間だけ」といった調整が可能です。

自分の体調と相談しながら、「今日は働けた」という小さな成功体験を少しずつ積み重ねることができます。

いきなり正社員として復帰して再びパンクしてしまうリスクを避けるための、大切な「社会復帰のリハビリ」になります。

「自分でも稼げる」という自信を維持できる

全く働かずに休養に専念することも大切ですが、無職の期間が長引くと「もう二度と社会に戻れないのでは」という焦りが襲ってくることがあります。

フリーターとして少しでも収入を得ることは

  • 自分はまだ社会と繋がっている
  • 自分の力でお金を稼げている

という自尊心の維持に繋がります。

正社員のような高収入は望めなくても、精神的な安定を保ちながら生活のベースを作るには、非常に有効な選択肢です。

【実体験】うつ病で退職した私が、一旦フリーターを選んだ結果

ここでは、私が実際に「正社員からフリーター」へと舵を切ったときの話をします。

当時は不安でいっぱいでしたが、今振り返ると、あの選択が私の人生の分岐点でした。

選択の決め手:今のままでは、また1ヶ月で倒れる

正社員として4年働き、うつ病で限界を迎えた私。

退職直後は「早く正社員に戻らなきゃ」と焦る気持ちもありました。

しかし、鏡に映る自分のやつれた顔や、少し動くだけで動悸がする体調を見て、直感しました。

りゅうせい

今、無理やりスーツを着て面接に行っても、きっと1ヶ月でまた倒れる。次はもう二度と立ち上がれないかもしれない

この直感が、世間体よりも「自分の命」を守るために、一旦フリーターになる決意をさせてくれました。

フリーター期間は「心のリハビリ」に専念

退職してから数ヶ月は、週3日のアルバイトから始めました。

仕事内容は、正社員時代に比べれば責任も軽く、単純なものです。

それでも、最初は不安でした。しかし、仕事が終わって家に帰っても「明日の会議の資料が……」と震えることがなくなったとき、「ああ、自分は今、ちゃんと呼吸ができている」と心から安堵したのを覚えています。

最低限の生活費を稼ぎつつ、余った時間はひたすら眠り、散歩をし、通院する。そんな「自分を労わる時間」を最優先にしました。

体調が回復し、「また働きたい」という意欲が自然に湧いてきた

フリーターを始めて1年ほど経った頃、不思議な変化が起きました。

あんなに拒絶していた「正社員として働くこと」に対して、「もう一度、しっかり腰を据えて挑戦してみたい」という意欲が自然に湧いてきたのです。

無理に自分を奮い立たせたのではなく、心のエネルギーが満タンになったことで、前向きな気持ちが溢れ出してきた感覚でした。

そこから準備を進め、無事に正社員として再就職。

フリーターという「遠回り」をしたおかげで、今の私は以前よりも自分を大切にしながら働けています。

世間の目よりも「自分の人生の継続」を優先しよう

周囲の目が気になって一歩を踏み出せないとき、これだけは忘れないでほしいことがあります。

あなたの人生の責任を取れるのは、世間ではなくあなた自身だけだということです。

外野の言葉は、あなたの健康に責任を持ってくれない

正社員を辞めるなんて将来が不安じゃない?若いうちに苦労しておかないと」……。

そんな周囲の言葉に耳を傾けて無理を続けた結果、もしあなたが完全に心身を壊して働けなくなったとしても、助言をくれた人たちがあなたの生活を一生保障してくれるわけではありません。

彼らは「世間の常識」を語っているだけで、あなたの「個別の事情」は見ていないのです。

無責任な外野の声で、あなたの唯一無二の人生をギャンブルにかける必要はありません。

キャリアの空白よりも「回復不能なダメージ」が怖い

転職市場において、数ヶ月や1年のブランク(空白期間)を気にする風潮は確かにあります。

しかし、現代は働き方が多様化しており、「体調不良で療養していたが、今は完治して意欲がある」と説明できれば、理解してくれる企業は確実に増えています。

本当に恐れるべきは、空白期間ができることではなく、無理を重ねてうつ病を重症化させ、社会復帰そのものが困難になる「回復不能なダメージ」を負うことです。

フリーターという道を選んで体調を整えることは、長期的に見れば「最も効率的なキャリア戦略」と言えます。

一番の財産は、積み上げた経歴ではなく「健康な体と心」

いい会社に勤めていることや、高い年収を得ていることは素晴らしいかもしれません。

しかし、それらはすべて「健康な心身」という土台があってこそ輝くものです。

土台がボロボロになれば、どんな立派なキャリアも維持できません。

今は「正社員」という看板を一度降ろし、土台を修復することに全力を注いでください。

元気になれば、何度でもやり直せます。

自分の人生を継続させるために、今一番必要な選択を自分に許してあげましょう。

フリーターは複数の収入源でリスクヘッジ!

フリーター生活の不安は「収入面」ですが、今はアルバイト以外にも稼ぐ手段は豊富にあります。

特におすすめなのが、隙間時間で手軽にできる「ポイ活」です。

なかでも大手サイトのハピタスは、ネットショッピングやサービス利用時に経由するだけで現金やギフト券に換金できるポイントが貯まります。

体調に波がある日でも、スマホ一つで家計を支える「第2の収入源」になるため、精神的なお守りとしても最適です。

まとめ

「正社員に疲れた」と感じるのは、あなたが限界まで走り抜いた証拠です。

うつ病のリスクを冒してまで、世間の風潮に合わせる必要はありません。

一度立ち止まり、フリーターとして心身を整えることは、人生を長く続けるための「戦略的な休息」です。

健康な心さえ取り戻せば、道はいくらでも作り直せます。

まずは自分の体調を最優先に、あなたが一番呼吸しやすい生き方を選んでくださいね。

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