2024年最新!頭おかしい私が管理者養成学校の研修に行ってみた感想

2024年最新!頭おかしい私が管理者養成学校の研修に行ってみた感想

ネット上を中心に散々なことを言われている管理者養成学校。

恐らくこの記事を読みに来た方の多くは、恐ろしすぎて夜も眠れず涙目になっているのではないでしょうか。

先輩社員からもやばいという話しか聞かず、ネット上でも散々な書かれよう。

行きたくないと思わない人の方が珍しいと思います。

今回はそんな管理者養成学校の2泊3日セミナーコースに参加してみた感想を話していきます。

目次

めちゃくちゃ厳しい研修だが一昔前に比べるとかなりゆるい?

まず先に結論から言うと、2024年に参加した時の研修は思った程厳しくなかったです。

ネット上での評判を見る限りだと、精神的におかしくなってしまうのではないかと不安でしたが、実際参加してみたらそこまで辛くはなくて拍子抜けしました。

先輩社員の方に聞いた話や管理者養成学校の公式HPを見るに理由は大きく4つ推測できます。

  • セミナーは比較的ゆるい
  • 時代に合わせて研修内容が変化している
  • 講師運に恵まれた
  • 研修場所が当たりだった

セミナーは比較的ゆるい

恐らくほとんどの方がイメージするやばい研修は訓練タイプのものです。

公式HPを見てみると、管理者養成学校の研修は大きく2種類あることが分かります。

  • 訓練:長期(最長13日間)の合宿研修が主体
  • セミナー:短期合宿・通学研修が主体

多分私が参加させられたのはセミナータイプの宿泊研修です。

そのため、講師の怒号が飛び交う事も少なかったですし、精神的に追い込まれる程辛くはありませんでした

時代に合わせて研修内容が変化している

可能性として1番高いのは時代に合わせて研修内容が変化しているということです。

実際、ネット上に掲載されている記事の多くは2020年以前で情報が古いものが多いです。

そのため、ここ最近の研修状況については私が参加する前の時点では確認できない状況でした。

そして実際参加してみて、ネット上で書かれている程厳しいものではないことが分かりました。

具体的にはこんな感じです。

  • 講師からオラオラ怒鳴られることはなかった(むしろめっちゃ褒めてくれる)
  • 試験を合格できなくても居残りなどはなかった(が、謎の点数を付けられる)

講師からオラオラ怒鳴られることはなかった

管理者養成学校といえば、鬼のように怖い教官の怒号が飛び交うことで有名ですが、私が参加した時は全くと言っていい程怒鳴られることはなかったです。

もちろん注意されたりミスを指摘されることはありましたがその時は

「ありがとうございます!!」

と大声で返せば、それ以上は何も言われません。

講師もかなり人柄の良い方だったので、講師運が良かった可能性もありますが、できるだけ怒鳴らないように気を付けている感じもしました。

何より良い部分はめちゃくちゃ褒めてくれます。研修内容として怒るよりも褒める事に重きを置き始めたのかもしれません。

試験を合格できなくても居残りなどはなかった(しかし、謎の点数を付けられる)

管理者養成学校では行動力基本動作10箇条や奇妙なラジオ体操の試験が在ります。

10箇条であれば、条文を全て暗記して講師の前で暗唱し、合格しなければいけません。

先輩社員の話だと昔はこの試験に合格できないと居残りなどあったそうです。

しかし私が参加した時は謎の点数を付けられるだけで、居残りさせられることはありませんでした。

この点数が研修の評価になるのか、はたまた別の何かなのかは教えて貰えなかったので分からないままです。

講師運に恵まれた

先輩社員の方から話を聞く限り、研修は講師によっても厳しさが異なることがあるそうです。

厳しい講師に当たれば、短い期間の研修でも散々怒鳴られて辛いそうですが、感じの良い講師に当たると怒鳴れることは少ないです。

私が参加した時の講師はとにかく感じの良い方で、休憩時間などには普通に世間話とかもできるぐらい優しい方でした。

研修場所が当たりだった

研修の辛さは場所による影響も大きいと思います。

私が参加した際はホテルを借りての研修だったので、3食の食事もホテルから出るメニューでとても美味しかったです。

ただ、会場によっては刑務所内の生活を連想してしまう程、質素で美味しくない食事が出ることもあるそうです。

本校がある静岡県富士宮市での研修ならその辺も覚悟しておいた方がいいのではないでしょうか。

管理者養成学校2泊3日セミナーコースの特徴

ここでは管理者養成学校2泊3日コースの特徴について解説していきます。

  • 携帯・貴重品は没収される
  • 10箇条暗記のテストはあるが合格を強制するものではない
  • 毎朝スピーチがある
  • 費用は129,800円
  • 季節によって研修内容が異なる

携帯・貴重品は没収される

研修スタート前に携帯と貴重品が没収されます。

持っておいていいのは飲み物代の現金3,000円まででそれ以外の貴重品は全て没収です。

ただまあ正直な事を言うと預けなくてもバレません。

封筒に入れて預ける感じなので、ダミーを入れておけば自由時間に部屋の中で携帯を見ることは可能です。

ただ、研修中に部屋の見回りなどはあるので、くれぐれもボロは出さないように注意しておきましょう。

10箇条暗記のテストはあるが合格を強制するものではない

管理者養成学校の研修では「行動力基本動作10箇条」という謎の条文の暗記を求められます。

簡単に言えば、「私は社畜になります」という決意表明のようなものです。

気になる方は公式HPからご覧になってみてください。

思わず背筋がゾクッとしてしまう方もいるかもしれないので、見るかどうかは自己責任でお願いします。

全部で500文字以上はありそうな条文を3日間の内に覚えるのはかなりしんどいです。

おまけにテストは凄く緊張感のある中で行われるので、本番になると普通に飛びます。

ただ、訓練コースと違って覚えなければ帰れないというものではありませんでした。

毎朝全力ラジオ体操とスピーチがある

朝は6時起床で全力ラジオ体操とスピーチがあります。

全力ラジオ体操は参加者全員で息を揃えて

「イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ」

と数えながら奇妙な体操を踊らなければいけません。

これが結構きつくて翌日は筋肉痛になるほどでした。

スピーチは参加者大勢の前で研修期間中の決意表明的なものを大声で話します。

費用は129,800円

2泊3日コースの費用は1人当たり129,800円となっていました。

宿泊費・食事代込みと考えると高いのか安いのか分かりにくいですが、会社負担で参加させられることが殆どです。

この研修に自己負担で参加させるような会社ならサッサと辞めちゃった方がいいでしょうね。

季節によって研修内容が異なる

管理者養成学校の研修といえば、駅前で歌を歌ったり長距離を歩いたりなどが有名ですね。

しかし私が参加した時は真夏のクソ暑い時期だったので、駅前で歌を歌ったり、長距離を歩いたりなどの内容は省かれていました。

まあ当然といえば当然ですよね。この暑さで真っ昼間にそんなことやらせれば最悪死人が出ます。

ただ、夏以外であれば駅前での歌唱や長距離歩行も実施されると思いますので、一応覚悟しておいた方がいいでしょう。

管理者養成学校への参加はどんな時に命じられる?

私の会社の場合、管理者養成学校への参加を命じられるのは以下のような時でした。

  • 入社して間もない頃
  • 会社によっては役職が上がる度に行く必要がある

入社して間もない頃

新人・中途関係なく入社して間もない社員は強制で参加させられます。

いわゆる新人研修のようなものですね。

会社によっては役職が上がる度に行く必要がある

管理者養成学校の研修は本来企業が社員教育の一環として行う研修を外部委託する形で行われています。

そのため新人教育だけでなく主任、係長、課長と役職が変わる度に教育の一環として参加を命じられたり、入社してから合計何回参加するなどルールとして決められている事も多いです。

新人研修のイメージが強いですが会社によっては何回も行く可能性がある事は頭に入れておきたいですね。

管理者養成学校への参加を命じられるのはどんな会社?職種?

世の中的に見ても管理者養成学校の知名度はそう高くありません。

まさに知る人ぞ知る新人研修のスペシャル機関なわけですが、どのような会社が研修を取り入れる事が多いのでしょうか。

具体的に管理者養成学校の研修を採用する会社は以下のような特徴があります。

  • 体育会系で規律を重んじる会社
  • コミュニケーションの求められる職種
  • 数字を追いかける事の多い職種

体育会系で規律を重んじる会社

体育会系で規律を重んじる会社は管理者養成学校の研修を積極的に採用しているといえるでしょう。

体育会系の会社はよく言えば、成果主義でチャレンジできる機会が多いとも捉えられますが、悪く言えば古臭い精神論重視で昨今の時代には合わないと言われることもあります。

ただ、仕事内容によっては体育会系特有の覇気や忍耐力、度胸などが求められる場面も少なくありません。

そのような困難を乗り越える強さを身に着けるという意味では、この研修も真向からおかしいと否定はできないのかなと感じました。

もちろん適応できるかどうかは人次第です。私は二度と参加したくないと思うぐらい嫌でした。

数字を追いかけることの多い職種

数字を追いかけることの多い職種もまた、管理者養成学校の研修を取り入れることが多いでしょう。

あまり褒めたくはないですが、この研修は良い意味で自分の殻を破るきっかけにはなります。

特にこれまでの人生で人前でスピーチをする機会がなかった方や人前に立つとオドオドしてしまう方はこれまでの自分の弱さに真正面から向き合うことになります。

無理矢理でもやらなきゃいけない環境に飛び込む事でもしかしたら自信や度胸が付くきっかけにはなるのではないでしょうか。

コミュニケーション力の求められる職種

研修中はとにかくコミュニケーションを取ることを求められます。

相手が何か話したり、行動を起した時に何かしら反応を示さないと講師から注意を受けます。

例えばこんなシーンですね。

  • 研修メンバーが部屋を出入りする時
  • 研修メンバーがスピーチで人前に立つ時
  • 研修メンバーが席を立つ時

当事者が

「失礼します!!」

と言った時、周りのメンバーは必ず

「どうぞ!!」

と反応を示さないといけません。

まるで競合校の合宿のような光景ですが、講師曰くここでの反応は凄く重要な事らしいです。

私達は普段仕事をしていて集中していると無意識に無視してしまっていることもあるのだそう。

つまり、無意識に相手を不快にさせている。そんな状況を避けるために、研修期間内で反応することを徹底的に意識づけさせるそうです。

実際参加してみたら意味が分かると思います。

管理者養成学校への参加を拒否することはできる?

管理者養成学校の研修への参加を命じられたら行きたくないと感じる人の方が多いと思います。

しかし行きたくないからといって拒否できるかというと難しい会社の方が多いでしょう。

研修も一応仕事の一環なので、拒否すれば職務放棄と捉えられてもおかしくありません。

人付き合いが好きなら案外適応できる

管理者養成学校の研修は本当に辛く過酷ですが、耐えられない程ではありません。

ただ、もう一回行きたいかと言われれば即答で首を横に振ります。

あの研修にもう一度行くぐらいなら転職した方がマシだと思えるぐらいに私は嫌でした。

ただ考え方はそれぞれで私が参加した時の参加者の多くは

「最初こそ不安で仕方なかったけど、実際行ってみたら良い仲間と巡り会えて良かった。この仲間達との縁を大切にしたいからまた行きたい」

と話していました。

いわゆるマインドコントロール状態ですね。

会社視点で見れば「新たな仲間」を餌にきつい研修を楽しいと錯覚させているイメージです。

私も参加者の方と仲良くお話できたのは良かったと思いましたが、所詮はその場限りの関係です。

また会いたいとまでは思いませんし、同じ会社の仲間とのご縁みたいな寒いフレーズにはどうしても共感できませんでした。

(そもそも宿泊研修や知らない人と部屋共有で1人の時間がない生活自体が無理)

人と関わるのが好きとか、友達を増やしたいみたいな考えの人は案外楽しいと思える研修だと思いますが、私のように1人の時間がないと無理と感じるタイプの人は楽しさよりも苦痛の方が勝っちゃうのかなと思います。

嫌なら早いうちに転職するべき

この研修に行くのが嫌だと思うなら早いうちに転職するべきです。

会社の研修カリキュラムとして組み込まれている以上、余程の理由がない限り難しいからです。

研修も仕事の一環ではありますから、拒否すれば欠勤扱いになりますし、職務放棄にあたります。

絶対に嫌だと思うなら早く転職するべきです。

研修は一回行けば終わりとは限らない

先述した通り、この研修を取り入れている企業は出世する度に参加を命じる事も多いです。

新人の時に参加すれば終わりではなく、役職が変わる度に参加させられるなら出世自体がそんなに嬉しい事ではなくなってしまいますよね。

また、出世の度に参加を命じられるという事はその会社の上層部は、このような研修に適応できる体育会系の人ばかりともいえます。

だから能力が評価されて出世しているというよりは根性論や精神論など人間力的な面が重視されて出世しているイメージです。

そのような上司の下で働けば何かと精神論重視の要求をしてくる事も多いでしょうし、価値観自体が合わず苦労する機会も多いはずです。

そうなるぐらいなら自分の価値観によりマッチした社風の会社を探して転職した方が将来的に考えても現実的なのかなと思います。

ちなみに私もこの研修から帰って以降、速攻で転職活動をスタートしました。

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