
直接言えばいいのに毎回メールで連絡やミスの指摘をしてくる上司。なんで直接言わないのでしょうか。
業務上の連絡や指示、ミスの指摘など全てメールで言ってくる上司もいますよね。
同じ部屋内にいるのにわざわざメールされると
直接言えばよくない?
と思うのが当然だと思います。
たしかに職場によっては直接言える状況であってもメールの方が良いこともあります。
そんなわけで今回は何かにつけてメールしてくる上司の心理や対処法について解説していきます。
直接言えばいいのにわざわざメールしてくる上司の目的と心理とは?


直接言えばいいのにメールしてくる上司にはどんな目的があるのでしょうか。
基本的には下記4つの事情があってメールで指示することが多いです。
- 複数人に送っているから
- 時間がないから
- 記録として残したいから
- 相手(あなた)が忙しい可能性を考慮しているから
複数人に送っているから
複数人に指示を出す必要があるから効率的に時間を使えるようにメールを活用していることもあります。
直接言えば早いとはいえ、その指示を自分にだけしているとは限りません。
他の同僚にも同時に指示を出しているから近くにいるのにメールを送っている可能性もあります。
時間がないから
忙しくて時間がないから直接言わずにメールしている場合もあります。
別の対応に追われている中で部下にも指示を出さないといけないとなると近くにいるとしても直接話す時間が惜しいですよね。
それよりはとりあえずメールで指示だけ出しておいて、分からなかったら後で補足するから聞いて貰えるようにしておいた方が業務自体は効率的に回りやすいです。
近くにいるのにわざわざメールされるとムカつくかもしれませんが、上司はもう少し先を読んでメールを送っているのかもしれません。
記録として残したいから
メールで伝えることで、指示や依頼の内容を記録として残すことができます。
メールしておけば後から内容を確認したり、言った言わないのトラブルを防ぐことが可能です。
ではなぜ記録を残す必要があるのでしょうか。上司の立場になって考えてみる分かりやすいです。
例えば新人の教育担当になっているとしたら、上司側は何をどこまで教えたのか把握しておく必要がありますよね。
前回と同じことを伝えていたら時間を浪費してしまいますし、自分では教えているつもりのことでもまだ教えていないことがあるかもしれません。
そういった所で新人とのトラブルを極力抑えるために直接話せることでも敢えてメールで伝えることがあります。
相手(あなた)が忙しい可能性を考慮している
あなたが忙しいだろうと思って敢えてメールで送っている場合もあります。
基本的に直接言えばいいことをメールするのは優先順位としてそんなに高くないからである可能性が高いです。
仮に今すぐ対応したり改善して欲しいことであれば、直接伝えると思います。
それでもわざわざメールするということは
「今すぐじゃなくていいから時間のある時に確認しておいてね」
という意味合いが強いと見てもいいのではないでしょうか。
直接話せばいいことまでメールされる時に不便なこと


上司も何らかの事情があってメールしているとはいえ、しょっちゅうメールで指示されると受け取る側も大変ですよね。
忙しい時はメールを見る余裕もないぐらい忙しい時もありますし、他にもメールが沢山来ていたら埋もれてしまって見落とす可能性もあります。
だから直接言えばいいことまでメールされるのは受け取る側からすればやはりどうしても不便な側面もあるのです。
返信する手間ができる
メールを受け取れば当然ながら返信する手間ができます。
メールの文面はテンプレのように毎回つけなければいけない言い回しも打ち込まないといけないので、思ったより時間がかかることもありますよね。
一方で直接話せば、万が一分からないことがあってもその場ですぐに質問もできます。
逆にメールの場合は、わざわざ文面を打ち込んで返信しないといけないですし、上手く伝わらないこともあります。
なのでやはりメールを受け取る側からすると不便に感じることが多いのではないでしょうか。
メールチェックに時間を取られる
しょっちゅうメールで指示されるとメールチェックにも時間を取られます。
業務の合間合間で上司からメールが来ているかもしれないと思って確認するのは結構手間ですよね。
目の前にいるのならせめて
「メール送ったから後で見といて」
ぐらいは口頭で直接伝えて欲しいものです。
目の前にいるのにメールで指示する人に対してSNS上の反応は?
直接話せば済むことなのにわざわざメールしてくる上司に対してSNS上のリアルな声も探ってみました。
右から左のことすらメールで指示してくる人なんなん?
メール書く動作と同じコストでひと仕事完了するんだが?って思う。
https://x.com/r_chuta/status/1184491910662017025
目の前にあるのにメールで指示してくるやつなんなん口で言えじじい(口悪
https://x.com/on_yoko/status/1296285202830909441
目の前におるのにメールで指示してくるし
https://x.com/3s_d1/status/1765695048547766436
話しかけたらあからさまに俺にだけ態度悪い上司キモすぎて草
殆どの職場では暗黙の了解となっている上司からのメールによる指示ですが、正直不快に感じている人も少なくないようです。
たしかにメールでの指示は記録に残るという意味ではメリットが大きいのかもしれませんが、何でも全てメールされるのはあんまり好ましいものではないですよね。
業務次第では、メールを打っている時間で遂行できるものもありますし、目の前にいるのにわざわざメールされるのは自分と話したくないだけなのでは?と余計な不安を招く恐れもあります。
職場で業務連絡をする際は、メールをすべき場面か直接話した方が早い場面なのか見極めるのも重要ですよね。


何でもメールで伝えてくる割に自分がメールで伝達されるとキレる上司もいるから注意
目の前にいるのにわざわざメールしてくる上司。
もしかしたらあまり話すのが得意じゃないからメールしているのかなと思って自分も合わせるとたまに痛い目に遭うこともあります。
私の前の職場にいた上司がまさにそうで、自分は全てメールで指示を出すのに、いざ自分がメールで連絡を受けると



なんで直接言わないの?
とキレてくるタイプの上司だったんです。
いやその言葉そっくりそのままあなたに返しますよ?
と言いたくなるぐらい理不尽ですが、世の中にはこんな理不尽な発言をする上司もいます。
相手が何でもメールしてくるからといって自分も上司に合わせるのではなく、状況に応じて臨機応変に対応を変えることも大切です。
目の前にいるのにメールしてくる上司との付き合い方
仕事の現場では、コミュニケーションの方法が様々です。
中には目の前にいるにもかかわらず、メールで指示を出してくる上司もいます。
このような状況にどう対処すれば良いのか、具体的な方法をご紹介します。
理解する姿勢を持つ
まず、上司がなぜメールで指示を出すのか、その理由を理解する姿勢を持ちましょう。メールには以下のような利点があります。
- 記録を残せる: 後で見返すことができ、誤解やミスを防げます。
- 一貫性が保てる: 複数の人に同じ内容を伝える場合、メールは便利です。
- 時間管理がしやすい: 上司が多忙な場合、自分のペースで指示を出せます。
上司の意図を理解することで、不満や疑問を軽減することができます。
コミュニケーションの工夫
上司とのコミュニケーションを円滑にするためには、いくつかの工夫が必要です。
- メールの返事を迅速に: 迅速に対応することで、信頼を築けます。
- 内容の確認を忘れずに: 指示内容が不明瞭な場合は、遠慮なく確認しましょう。
- 定期的なミーティングを提案: 定期的に顔を合わせるミーティングを提案し、直接のコミュニケーションも大切にします。
プロフェッショナルな対応
上司とのメールでのやり取りでも、プロフェッショナルな対応を心掛けましょう。
- 丁寧な言葉遣い: 文章でも丁寧な言葉遣いを忘れずに。
- 内容を簡潔に: 必要な情報を簡潔に伝えます。
- フォローアップを徹底: 指示された内容が完了したら、フォローアップのメールを送りましょう。
自己管理の徹底
上司がメールで指示を出す場合、自分の時間管理やタスク管理も重要です。
- タスク管理ツールの活用: 指示されたタスクを効率的に管理できるツールを活用します。
- 優先順位の設定: 上司からの指示に基づいて優先順位を設定し、効率的に仕事を進めましょう。
直接話す機会を増やす
上司がメールで指示を出すことが多い場合でも、直接話す機会を増やすことは重要です。
- ミーティングの設定: 定期的なミーティングを提案し、直接コミュニケーションを取る機会を増やしましょう。
- カジュアルな会話: オフィスで顔を合わせたときには、カジュアルな会話を心掛けることで、信頼関係を築くことができます。
まとめ
目の前にいるのにメールで指示を出す上司との付き合い方は、理解と工夫が必要です。
上司の意図を理解し、迅速かつ丁寧な対応を心掛けることで、信頼関係を築くことができます。
さらに、直接話す機会を増やすことで、円滑なコミュニケーションを図りましょう。
最終的には、自分の仕事の効率化と上司との良好な関係が、職場全体のパフォーマンス向上につながるでしょう。


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