社会保険給付金アシストは、会社を退職した後に給付金を貰うための手続きをサポートしてくれるサービスです。
退職後に申請すれば失業保険や傷病手当金が貰えるという話は聞いたことがありますよね。
ただ、その手続きって正直
めちゃくちゃめんどくさいです。
1個でも手続きに不備があれば貰えませんし、そもそも対象でない場合もあります。
また状況次第では受け取らない方がいいこともあるんです。
なので
- そもそも自分は給付金を受け取れる対象なのか
- 貰える給付金は本当に受け取った方がいいのか
知る意味では凄く便利なサービスですし、専門知識を持ったプロからサポートを受けられる点も魅力です。
かといって退職後しばらく就職するつもりのない人はみんな使った方がいいかというと、決してそんなわけではありません。
なぜなら給付金の申請はめんどくさいとは言え、やろうと思えば自分でもできる上、貰うデメリットも当然あるからです。
そこで本記事では以下の内容について詳しく解説します。
- 自分は本当に給付金を貰った方がいいのか
- そもそも貰える対象なのか
- 手続きは頑張れば自分でもできないか
貰った後に後悔しないよう、上記3つはしっかり確認してから手続きに進むことをおすすめします。
社会保険給付金アシストってどんなサービスなの?
社会保険給付金アシストは、会社を辞めた後に貰える給付金の手続きをサポートしてくれるサービスです。
社会保険給付金の中でも、サポート対象となるのは以下2つ。
- 失業保険
- 疾病手当金
上記2つは、一定の条件を満たした労働者なら国の制度として受け取れるようになっているんです。
社会保険給付金は給料の一部として支払っていた保険料から給付される
会社から給料を貰う時って数万円ぐらい総支給額から引かれていましたよね。
引かれていた分は「社会保険料」として会社が国に納めているんです。
その保険料は、退職後に何かしら事情があって働けない人の生活をサポートするために還元されています。
この社会保険料を1年以上納めていた方は、申請することで給付金が受け取れることがあるんです。
受け取れる金額は各個人の状況によって異なりますが、一般的に下記条件で定められています。
- 傷病手当金:給与の3分の2が最大18か月
- 失業手当金:給与の60%が最大10か月
上記2つを合わせると最大で28か月分の給付金が受け取れることになります。
仮に給与が20万だったとすれば
- 傷病手当金で約13万円/月×最大18か月
- 失業保険で約12万円/月×最大10か月
これが広告等で最大数百万円程度貰えるといわれる所以です。
仮にこれだけ貰えるとしたら、退職後もかなり安心感がありますが、手続きが超めんどくさいんです。
社会保険給付金は受け取るための手続きが複雑でめんどくさい
まず自分が受け取れる対象かどうか見極める時点で躓きます。
例えばですが、失業保険を貰う場合、働く意思があることを示さなければいけません。
かつ貰っている期間は給付金以外から収入を得てはいけないなど初見殺しのルールが沢山あります。
仮にそのルールを1個でも守ってなければ給付対象から外されますし、書類の内容に不備があれば貰えません。
ハローワークでもそんなに詳しく教えてもらえるわけではないので、自分で情報収集し、把握しておく必要があります。
正しく手続きすれば数百万円近く給付されたかもしれないのに、自分のミスで1円も貰えなかったら悲しすぎますよね。
そんな社会保険給付金の難しい所を教えつつ、確実に受給できるようサポートしてくれるのが社会保険給付金アシストです。
退職してしばらく休む予定の方は相談しておくと退職後も安心して過ごせますよ。
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社会保険給付金アシストが提供するのはサポートであって裏技ではない。
他のネット記事等を見る限り、かなり誤解を生むような表現が多いのも事実です。
例えばですが、
- 残業が多くて苦しい
- 上司のパワハラを受けて精神的に参っている
これだけの理由で辞めて満額が貰えるかというと、決してそんなことはありません。
なぜなら「傷病手当金」を受け取るには、医師による診断書が必要だからです。
病院で医師の診断を受けて、なんらかの疾病状態にあると診断されて初めて給付金の受給ができます。
要は、そこまでの状態でないと傷病手当金の受給はできないってことです。
医師の診断書がない場合に貰えるのは、失業手当金(給与の60%が最大10か月分のみ)となります。
社会保険給付金アシストは、本来貰えるはずの給付金を書類の不備などで貰い損ねないようサポートしてくれるサービスであって、疾病状態にない人でも満額受け取れる裏技など提供してくれるわけではありません。
そこだけは、くれぐれも勘違いしないようにしましょう。
ちなみに、失業保険の申請手続きだけでもかなりめんどくさいです。書類の不備や立ち回りなど1個でもミスがあれば貰えません。本来貰えるはずの給付金を確実に受け取って退職後にゆっくり安心して過ごしたい方は、1度相談してみてください。
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社会保険給付金アシストの運営会社は?
知らないサービスを使う場合、運営元が信頼できるかどうかも重要です。
公式サイトを見ると、社会保険給付金アシストの運営会社は株式会社スムリエとなっています。
株式会社スムリエは、退職代行サービスでは有名な「Saraba」を運営するサービス。
退職代行SARABAは利用者の評判も良く、口コミを中心に認知を広げつつあります。
その他、サイト運営や広告運用等が主な事業内容とされています。
株式会社スムリエは法人登録されている
会社が信頼できるか見極める基準として有効なのが、法人登録されているかどうかです。
国税庁が運営する「法人番号公表サイト」から会社名を検索すると誰でも見れるようになっています。
仮にこのサイトで調べてヒットしなければ、怪しい事業を行っている会社と判断されますが、株式会社スムリエはどうなのか調べてみるとちゃんと法人登録されていました。
なので会社としては信頼できると見ていいでしょう。
社会保険給付金アシスト・給付金が貰える条件とは?
社会保険給付金を受け取るために必要な最低条件は以下3つ。
最低限必要な条件
- 社会保険に1年以上加入している
- 退職日まで2週間以上ある
- 転職先が決まっていない
上記を満たしていれば社会保険給付金の1つである失業保険(最大10か月分)を受け取れる可能性があります。
基本的に医師による診断なしで退職する場合は、失業保険を受け取るサポートのみとなるでしょう。
条件について詳しく解説します。
社会保険に1年以上加入している
社会保険加入歴が1年以上なければ受け取れません。
仮に1年未満でも一定の条件を満たせば貰えることもありますが、凄く稀です。
実際私は適応障害で1年以内に辞めて退職したことがありますが、その時は貰えませんでした。
手続きに不備があったというよりは、シンプルに加入歴が少なすぎて弾かれた感じです。
そのため、1年未満の方はどちらも貰えないと思った方がいいでしょう。
退職日まで2週間以上ある
基本的には退職日より2週間以上前であることが条件となります。
傷病手当金を受け取る条件として、下記の通り定められているからです。
- 業務外の病気やケガで療養中であること。
業務上や通勤途中での病気やケガは労働災害保険の給付対象となりますので、労働基準監督署にご相談ください。
なお、美容整形手術など健康保険の給付対象とならない治療のための療養は除きます。- 療養のための労務不能であること。
労務不能とは、被保険者が今まで従事している業務ができない状態のことで、労務不能であるか否かは、医師の意見及び被保険者の業務内容やその他の諸条件を考慮して判断します。- 4日以上仕事を休んでいること。
療養のために仕事を休み始めた日から連続した3日間(待期期間)を除いて、4日目から支給対象です。- 給与の支払いがないこと。
ただし、給与が一部だけ支給されている場合は、傷病手当金から給与支給分を減額して支給されます。
中でも関係しているのは4日以上仕事を休んでいること。
傷病手当金は、基本的に退職する前の時点で支給対象となっている必要があります。
仮に退職後、病院を受診して診断を受けたとしても疾病手当の対象にはならないことが多いです。
ただ、個人の状況次第では一部対象となるケースもありますし、失業保険だけなら受給できる可能性があります。
なので、退職後でも心身ともに参っておりしばらく働けない状況の方は受給できないか相談してみるといいでしょう。
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転職先が決まっていない
転職先が決まっている場合は、受給できません。
退職後すぐに転職先が決まってなくとも、すぐに転職できる方は受給しない方がいいです。
理由については社会保険給付金を貰うメリット・デメリットで詳しく解説しています。
傷病手当金が貰える条件とは?
疾病手当金を受給するには、以下4つの条件を満たす必要があります。
最低限必要な条件
- 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
- 仕事に就くことができないこと
- 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
- 休業した期間について給与の支払いがないこと
疾病の有無を証明するには医師による証明書が必要です。
その証明ができてかつ、上記4つの条件を満たせば受給できる可能性があります。
傷病手当金と失業保険の同時受給はできない
傷病手当金と失業保険の同時受給はできません。
なぜかというと、疾病手当金と失業保険は貰える条件が根本的に違うからです。
簡単に言うと
- 疾病手当:病気で働けない状態にあると判断された場合に受給できる
- 失業保険:働ける状態にあって求職の意志があると判断された場合に受給できる
つまり、同時に貰うというのは理論上あり得ません。
時系列的には
- 病気が改善するまで傷病手当金を受ける
- 病気が改善し、働ける状態になればし失業保険を受ける
となります。
疾病が理由で退職したけど貰えないケースもある
疾病が理由の退職でも傷病手当金が受け取れないケースは十分あります。
前述した通り、社会保険給付金を受給するには1年以上の社会保険加入歴が必要となります。
仮に1年以内で辞めてしばらくゆっくりしたい場合の立ち回りは、別の記事で解説していますのでご覧ください。
社会保険給付金を受け取るメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
しばらくゆっくり過ごせる 転職活動に集中できる プログラミング等学習する時間ができる | 給付金以外の収入を得てはいけない 手続きが面倒 |
社会保険給付金を受給できれば、しばらくはゆっくりと過ごせるメリットがあります。
だからといって必ず受け取った方がいいかというと決してそうは思いません。
なぜなら社会保険給付金を受給できる権利はある意味、貯金のようなものだからです。
その貯金を崩すということは当然デメリットもあります。
失業保険を受け取ると雇用保険加入期間がリセットされる
失業手当として受給できる期間は、基本的に雇用保険加入期間によって決まります。
加入期間が長いほど貰える期間が長く、総支給額も大きくなるんです。
しかし一度使ってしまうとそれまでの加入期間はリセットされます。
仮に10年加入期間があったとすれば最大支給金額に近い額が受給される可能性が高いです。
しかし、1度受給すればまた0からのスタートになります。
もし仮に転職先が合わず、退職することになってもその時は受給金額が減る、1年以上加入歴がなければ貰えないこともあります。
なので、本当に貰う必要があるかどうかはよく考えた方がいいでしょう。
- しばらく働かなくても生活できる貯金がある
- 生活費を抑えればしばらくは凌げる
こんな状況なら本当に必要な時のためにストックしておいた方がいざ社会復帰した後が安心です。
車の保険と同様、使うかどうかは慎重に。
社会保険給付金受給中は働けない
当然ですが、社会保険給付金の受給期間は働けません。
仮に働くとしても週20時間以内など厳しい制限があるので、その期間に貯金とかはまず無理です。
その上、受給がいつストップするか分からない不安も付き纏います。
そう考えると、社会保険給付金を受給しながらの生活は、イメージする程快適なものではありません。
使って満足できるのは恐らく下記のような人です。
- 転職活動だけに集中したいけどその期間生活できる貯金がない人
- 休んでいる間にプログラミングなどのスキルを取得したい人
- 精神的に参ってしまい退職後しばらく働ける状態にない+医師の診断による証明ができる人
- 年収が高く給付金として入る金額だけでもそこそこの収入になる人
こんな感じで何か目的があるなら有意義な時間といえますが、単にゆっくりしたいだけなら受け取らず、貯金を切り崩すなり、アルバイトするなりして凌いだ方が長期的にはいいのかなと思います。
社会保険給付金はあくまでも、療養期間や次の職場が見つかるまでの生活を保障するために最低限貰えるお金です。
働かずにお金が貰えるとはいえ、働ける状態にあるなら単発・短時間のアルバイトでもいいので、働いた方がいいと思います。
今は心身ともに疲れて辛いと思うけど、職場や仕事内容を変えれば意外とすんなり働けることもありますよ!
社会保険給付金アシストはこんな人におすすめ
以上のことから社会保険給付金アシストは以下のような人におすすめです。
- 精神的に参ってしまい働けない状態にある(医師の診断あり)
- 転職活動に集中したいけど貯金がない
- 時間を作って新しいスキルを付けたい
- 給付金手続きを自分だけで処理できる自信がない
給付金を貰わずとも生活できる余裕があるなら貰わないに越したことはありません。
しかし、上記のような事情があって貰わないと生活が厳しい方は貰った方がいいでしょう。
そして本来受け取れるはずの給付金を確実に受け取るなら、失敗しないようプロのサポートを受けながら手続きした方が安心です。
そもそも自分が給付を受けられるのかどうかの相談できますので、退職後しばらく働けなさそうな方は気軽に相談してみてください。
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社会保険給付金アシストの料金は?
社会保険給付金アシストを利用する場合にかかる料金は、トータルで受け取れる金額の10%~15%程度が目安とされています。
仮に受け取れなかった場合は全額返金保証もついているので、万が一の時も安心です。
相談した時点で貰える対象なのか見極められるので、案内があれば受け取れる対象だと考えていいでしょう。
仮に受け取れる対象であれば、相談時にどんな手続きが必要なのか聞いてみて、自分でできそうならやってみる、難しそうならサポートしてもらう形で進めるといいと思います。
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サポートしてもらう場合、今なら特典として退職代行サービスを提供してもらえます。
会社によっては退職を申し出ても素直に受け入れて貰えないこともあるでしょう。
身体的にも精神的にも参っている状態の時に話の通じない上司と退職交渉するのはかなり骨が折れますし、最悪退職前に耐えられなくなって会社に行けなくなるリスクもあります。
そうなっては大変ですが、退職手続きを代行して貰えたらかなり気持ちが楽ですよね。
退職は決めているけど、退職手続きで会社と揉めそうな場合は、退職代行の利用についても相談してみるといいでしょう。
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