本記事では仕事辞めて実家に帰る人向けにやっておくべき手続きをまとめています。
筆者の体験談から今後の自分へのメモ的な意味も込めて分かりやすくまとめていますので、参考にしてみてください。
【賃貸・生活費関係】早めに準備を進めたい手続き
まずは賃貸・生活関係の手続きから解説します。
- 賃貸の解約手続き
- 引っ越し業者の手配
- 水道・電気・ガス会社へ連絡
- Wi-Fiの解約
- 郵便局に転居届を提出
- 駐車場の解約
- 不用品の処分・清掃
賃貸の解約手続き
まずは賃貸の解約手続きを進めましょう。
契約時に貰った「賃貸借契約書」を見ると解約する際の連絡先や契約期間などが記載されています。
賃貸契約書に記載されている内容に沿って計画的に準備を進めていきましょう。
賃貸契約書が手元にない場合は不動産会社に問い合わせてみてください。
引っ越し業者の手配
退去日が決まったら引越し業者の手配は早めに済ませておきましょう。
年度末など利用者の多い時期はギリギリになってから手配しようとしても引き受けてくれる業者が見つからないこともあります。
退去日が決まった時点で早めに手配しておくのがおすすめです。
また引越しにかかる料金は業者によって大きく異なることもあります。
業者を手配する際は引越し侍で複数の業者を一括見積りしてから料金が安い業者を選定しておくのがおすすめです。
まだ退去日が決まってない場合でもおおよその引越しでどのくらい費用がかかるのか見積を取ることもできますよ。
水道・電気・ガス会社へ連絡
賃貸の管理会社に連絡後、退去日などの詳細な日程が決まったら水道・電気・ガス会社への連絡を済ませましょう。
ガスは立ち合いが必要なので、日程などの連絡もあると思います。
基本は退去日に行うことが多いですが、都合で退去日の立会いが難しい場合は別の日程で候補を決めておくとスムーズです。
Wi-Fiの解約
Wi-Fiの解約手続きも早めに済ませておきましょう。
基本的には電話で問い合わせる事が多いのですが、混み合って繋がらないことも多いです。
私もソフトバンクAirを解約する時は30分ぐらいスタンバイしてようやく繋がりました。
解約には時間がかかることもありますので、公式HPを確認し早めに済ませておきましょう。
郵便局に転居届を提出
引越す時は引越し前に住んでいた地域の郵便局に転居届を提出する必要があります。
手続きしないまま引越すと郵便物が前の住所に届いてしまうからです。
郵便局に行って受付の方に引越す旨を伝えれば対応してもらえるので引越し日までに済ませておきましょう。
駐車場の解約
部屋を借りた際に駐車場を契約していた場合は駐車場の解約手続きも必要です。
解約手続きの方法に関しては契約書に記してあることが多いですが、分からない場合は管理会社に直接連絡してみるといいでしょう。
私の場合は管理会社に電話したらそのまま解約できました。
不用品の処分・清掃
引っ越し費用を少しでも安く抑えるなら不用品を処分して荷物を少なくしておくのも効果的です。
私の場合
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- テレビ
など大型家電はハードオフの出張買取で引き取って貰いました。
大型家電は処分しようと思うとリサイクル料がかかりますが、買い取って貰えば無料どころかお金に換えることもできます。
買取業者やリサイクルショップなどが近くにあれば、出張買取で引き取って貰える可能性があるので、まずは問い合わせてみてください。
お洋服関係はセカンドストリート、本や漫画などはブックオフで買い取って貰うのがおすすめです。
役所に行って済ませる手続き
ここでは役所に行って済ませる手続きをまとめています。
- 転出届の提出
- マイナンバーカードの住所変更
- 国民健康保険の手続き
- 国民年金の加入
何度も行くのは面倒なのでまとめて済ませるのがおすすめです。
役所に行く際は以下4つを忘れず持参しましょう。
- 退職証明書
- 年金手帳
- 印鑑
- マイナンバーカード
転出届の提出
引越し前の自治体の役所で「転出届」を貰っておきましょう。
初めての方は役所の受付の方に尋ねてみると書類の書き方など教えて貰えます。
最近はマイナンバーカードを持っていればかなり手軽に手続きできるので、持っている方は忘れずに持参しておきましょう。
マイナンバーカードの住所変更
マイナンバーカードの記載住所も変更する必要があります。
転出届について申し出た時に合わせて案内されるので、受付の方の説明をよく聞いておきましょう。
国民健康保険の手続き
会社を辞めてしばらく就職しない場合は保険証の切り替えも必要です。
社会保険→国民健康保険
また国民健康保険に切り替えると毎月国民健康保険料の支払い義務も発生します。
支払うのが難しい場合、減免の申請などもできるので役所の方の説明をよく聞いておきましょう。
国民年金の手続き
退職後すぐに転職しない場合は国民年金に加入するための手続きも必要です。
手続き自体は役所に行って受付の方に渡される書類に必要事項を記載するだけです。
年金手帳が必要なので忘れず持参するようにしておきましょう。
引っ越し先でやること
ここでは引越し先でやることをまとめています。
- 運転免許証の住所変更
- 車検証の住所変更(車を所有している場合)
- 生命保険・自動車保険会社に連絡
- クレジットカード・銀行口座の住所変更
- 格安SIMへの切り替え
運転免許証の住所変更
引越した後は運転免許証の住所変更が必要です。
免許証の住所は最寄りの警察署に行けば書類に記載するだけですぐに完了します。
明確な期限はないといわれていますが、引越したら早めに済ませておきましょう。
車検証の住所変更(車を所有している場合)
自家用車を所有している場合は車検証の住所変更も必要です。
車検証の登録住所に変更があれば原則15日以内に変更手続きが必要だといわれています。
申請場所はお持ちの車が「普通自動車」か「軽自動車」かによって異なります。
「引越し先の都道府県 車検証の住所変更」
と検索してどこで申請したらいいのか確認してみてください。
生命保険・自動車保険会社に連絡
生命保険や自動車保険に契約している場合はそれぞれの会社に連絡も必要です。
基本的には担当者の方に連絡すれば、そのまま変更して貰える、もしくは変更方法について教えてくれると思います。
引越し後は早めに連絡して必要な手続きを済ませておきましょう。
クレジットカード・銀行口座の住所変更
クレジットカードや銀行口座の住所変更も必要です。
基本的にはネットで全て変更できることが多いですが、リアル銀行の場合は銀行窓口まで行く必要のあることが多いです。
持っている口座の種類に合わせて早めに済ませておきましょう。
格安SIMへの切り替え
仕事を辞めてしばらくニートする予定の方は格安SIMへの切り替えも検討しましょう。
私も仕事辞めた後は2回程乗り換えました。
- ソフトバンク→ワイモバイル(6,000円/月→990円/月)
- ワイモバイル→楽天モバイル(990円/月→968円~3,168円/月)
最初はソフトバンクからワイモバイルに乗り替えて大幅に支払い料金が減りました。
ただ、ワイモバイルだとギガが少ないかつ通話が長くなると料金が上がって不便に感じたので、楽天モバイルに乗り替えました。
楽天モバイルの特徴
- 使ったギガ数に応じて料金が変わる(1,078円~3,278円)
- アプリを使えば国内通話は無料
- 楽天市場の買物が毎日ポイント5倍
私は楽天で買物する機会も多いので、楽天モバイルに乗り替えたら使えるギガも増えた上にポイントもザクザク溜まってお得に感じています。
格安SIMは色んな会社がありますが、全体的なバランスを考慮すると楽天モバイルが使いやすくておすすめです。
引っ越し後が落ち着いたら始めること
引っ越しが落ち着いたら今後の生活について計画を立てておきましょう。
- しばらくゆっくり休む
- バイトを始めてみる
- 転職活動を始める
前職でメンタル的にダメージが大きい場合は少し休養する時間を取ってもいいと思います。
ただ、貯金との相談も重要です。
☟新卒で辞めた場合、失業保険の申請は通らない可能性も高いです。
しばらく休む場合はある程度貯金に余裕のある状態でないと難しいかもしれません。
いきなり正社員に戻るのが怖いならバイトからでもOK
いきなり正社員に戻るのが怖い場合はバイトから始めてみるのもおすすめです。
バイトであれば正社員と比べると
- 精神的な負担が少ない
- 時間的拘束が少ない
- 過剰なノルマや責任を負う必要がない
ので、しばらく体を休めながら最低限のお金を確保するというやり方も取りやすいです。
短期バイトや単発バイトであれば、スケジュールの自由度も高いので、働きやすいと思いますよ。
転職活動も並行して始めておこう
引っ越し後どんな生活をするにも転職活動は早めに始めておくことをおすすめします。
転職活動と言ってもいきなり求人に応募しまくりなさいと言いたいのではなく、求人探しだけでもいいから始めておいた方がいいということです。
転職活動において求人はいつでも出ているわけではありません。
目当ての求人はすぐに締め切られてしまいますし、転職活動を始めてから内定が出るまでにも時間がかかることがあるからです。
その間収入がないと生活が厳しくなってしまう可能性もあるので、準備は早い段階で進めておきましょう。
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