・管理栄養士の資格を取って働いてみたけどいまいち合わないな
・管理栄養士を辞めたいけど何かしらの理由があってあと一歩が踏みだせない
・管理栄養士を辞めたいけどこれといってやりたいことがない
・管理栄養士が嫌でたまらないのに我慢して働いている
こんな悩みを抱えている管理栄養士のあなたに向けた記事を書きました。
早く管理栄養士を辞めたいと思い詰めながらも辞めたら親に申し訳ないと思いながら我慢して働き続けている人へ。
そんなあなたの姿を見て、お父さん・お母さん・そしてご家族が喜んでくれると思いますか?
たとえ苦労して取得した資格だったとしても、そんなに嫌々我慢しながら働くあなたの姿を見たらきっと悲しんでしまいますよ。
この記事では私が管理栄養士を辞めて正解だったと思ったこと50個をご紹介します。
この記事を通して「管理栄養士を辞めたい」と悩むあなたの背中を優しく押すことができたら嬉しいです。
管理栄養士を辞めたいと考える人は多い
管理栄養士を辞めたいと考えながらもなかなか1歩が踏みだせないあなた。
もしかしたら管理栄養士を辞めるのが凄く悪いことだと思っていませんか?
私もそうだったからその気持ちはすごくわかります。
なんでそんなこともできないわけ?仕事なめてんの⁉
ってアホみたいに理不尽な理由で怒られる日々が私にもありました。
しんどすぎて辞めたくなるのは当然です。
何をやっても怒られる
ほんっとに何をやっても怒られてました。
例えば、私は病院で働いてたので栄養管理業務がメインだったんですけど上司とのやりとりが本当に苦痛で。
理不尽にキレる人だったので、ストレスが半端なかったです。
毎日スマホで辞めたいと検索する日々
こんな日々がストレス過ぎて気づいたら毎日「仕事辞めたい」と検索していました。
出勤前も休憩時間も、仕事で嫌なことがあるたびに検索していたように思います。
検索履歴が仕事関連ばかりでめちゃくちゃカオスでした、、(笑)
- 新卒で辞めたらどうなってしまうのか
- 辛い状況のまま我慢したらどうなってしまうのか
不安でたまらなかったんです。
今のあなたもそんな状況に陥ってないでしょうか。
私自身、新卒で仕事を辞めましたが後悔してませんし、むしろ辞めてよかったと思っています。
別に新卒で辞めたって人生なんとかなるものですよ。
管理栄養士を辞めたい人に捧げる【管理栄養士を辞めてよかったこと50個】
私は会社員の管理栄養士として働くのを辞めて正解だったと心から思っています。
別に管理栄養士として働かなくても仕事はたくさんありますし、何より食に関わる資格だからこそ、実生活に生かすことだってできますからね。
ここでは私が病院の管理栄養士を辞めて正解だと思ったことを50個炙りだしてみたのでご紹介します。
管理栄養士を辞めて生きるのが楽しくなったと思うこと
1.素直な自分で生きられるようになった
管理栄養士を辞めたことで嫌な上司・人間関係・給与面の不満が一切なくなりました。
たしかに管理栄養士のお仕事は大きなやりがいは感じられたものの、割に合わないなと思うところが多かったんです。。
それなのにせっかく資格を取ったからと自分で自分を苦しめていました。
今は自分が本当にやりたかったことに向かって素直に進むことができています。
2.生産的に生きられるようになった
これは病院で働いていたからより一層強く感じたのかなと思うのですが、とにかく無駄が多かったと思うんです。
書類や事務的な手続きのために何時間も残業したり、無駄に長くて多い委員会や会議、上司のご機嫌取りなど挙げればきりがないほどあります。
たしかに栄養指導や栄養管理など患者さんと直接関わるお仕事は楽しいと思えたこともありました。
でも生産的に生きるのは難しかったです。
今は自分のやりたいことに時間を費やすことができるようになって心から幸せに感じています。
3.家族と過ごす時間が楽しくなった
今でこそ理解してもらえましたが、仕事をしている時に辞めたい話をしても全然聞いてもらえませんでした。
ゴリゴリの昭和的な考え方の親だったからです。
まあどこの親も当然止めるとは思うんですけどね。
当時は毎日実家に帰っても愚痴ばっかり吐いていて休みの日に家族と過ごしていても全然楽しくありませんでした。
今は仕事のストレスから解放され、家族からも理解を得ることができたので楽しく過ごすことができています。
4.自分の時間が確保できるようになった
管理栄養士を辞める前の私は、とにかく理不尽な上司を見返してやりたくて、毎日遅くまで残業して帰宅してからも病態や栄養学のことなど勉強しまくっていました。
休みの日も勉強しまくってたので自分の時間は全く確保できず。
今思えば体も心も壊して当然だったと反省しています。
辞めてからは自分の時間を確保し、本を読んだり、一日中ネトフリをみたりして自分をゆっくり休ませることができました。
5.自分を責めないようになった
毎日上司にいびられ続けていた私は、自分はなんて価値のない人間なんだと毎日自分を責め続けていました。
こんなことならいっそのこと・・・と人生を投げ出してしまおうかと考えてしまう日も。
流石にやばいと気づき、辞めるという決断をとることができて本当によかったです。
6.周りに縛られなくなった
管理栄養士時代は『上司、先輩、ノルマ、病院のルール、委員会』などとにかく色んなことに縛られていました。
特に上司に初めて辞めたいと打ち明けた時には
ダメです。まだ新卒でこれから長いのに今辞めてどうするの?
人生そんなに甘くないよ?
ととにかくダメ出しされました。
しかし、今考えてみればこの上司は管理栄養士として働く人生しか味わったことのない悲しい人だったのかなって思います。
人生100年時代とは言われますが、私達の人生は限られているんです。
だから上司や先輩の世界観に縛られて生きていてはいつまで経っても自分を苦しめる人生にしかなりません。
7.他人の幸せを素直に喜べるようになった
管理栄養士時代は、年の近い先輩が失敗して怒られていると心のどこかで喜んでいる自分がいました。
怒られる矛先がそっちに集中するからです。
でも人の不幸を喜ぶ人生ってすごくつまらない。
誰かが何かを成し遂げたり、自分の夢や希望を熱く語っている姿を素直に喜べる人生の方が幸せだなと思うので、今はすごく幸せに感じています。
8.小さな幸せに気付けるようになった
病院を辞めたことで管理栄養士時代には気づけない小さな幸せにもアンテナを張れるようになりました。
- ストレスフリーな1日が送れるようになった
- 通勤ラッシュに巻き込まれなくなった
- 睡眠時間が確保できるようになった
- 美味しいものが心から美味しいと感じられるようになった
これら以外にもたくさんのことに対して幸せだと感じられるようになりました。
管理栄養士が嫌でたまらないという方は一度離れてみるとまた違った世界が見えてくると思います。
9.幸せのハードルが下がった
厳しい病院のルールに縛られ、達成できそうにないノルマを課せられる毎日は本当に辛いものでした。(1年目で病棟も管理しながら栄養指導も1日3件くらいやらないと評価してもらえませんでしたし)
特にコロナ禍ということもあって、休みの日も好きなように気分転換ができませんでしたからね。
でも今は小さな幸せに気付けるようになったので、必然的に幸せを感じるハードルも下がったなあと感じています。
10.目的をもって行動できるようになった
病院で働いていた頃はとにかくどうすれば上司に怒られないかばかり考えていました。
しかしそんなことばかり考えて経験を重ねたって結局自分の理想とは程遠い人間になってしまいます。
人生100年時代ともいわれる現代では、しっかりと何が目的かはっきりさせて行動しないと結局は自分の首を絞めてしまうことになりますよ。
病院時代の度重なるストレスからの解放
病院管理栄養士時代は以下のようなことからもストレスを感じていましたが、現在は抜け出すことができました。
すべて当てはまるという方はかなりストレスフルなので一度辞めてみてもいいと思いますよ。
11.細かい書類作業からの解放
栄養管理計画書や栄養情報提供書など多い時は1日20件ぐらい作っていました。
日々のルーティン業務もこなしながらですから超つらいです。それなのに1つでもチェック欄にミスがあったり、誤字があれば上司に罵られましたからね。
12.毎日3時間の残業から解放
仕事に慣れてきた頃には毎日3時間ぐらい残業していました。それなのに上司に残業申請しても認めてもらえず、残業代はほぼゼロ。
こんなことならブログ書いてた方がましだよっていつも思っていました。
13.年下だからという理由で気を遣うことがなくなった
ある意味病院管理栄養士あるあるなのかなと思うのですが、病院って新卒で入社しても部署内に同期がいないですよね。
同期もいませんし、離職率50%超え・超入れ替わりの激しい職場(部署)だったので、先輩・上司ともかなり年が離れていましたから毎日めちゃくちゃ気を遣っていました。
ただでさえ募集が少なく、高い倍率の中でなんとか内定を勝ち取れた病院だったので非常に残念ではありますけどね。
14.高い駐車場代から解放された
僕が働いていた職場は駐車場がなかったので、基本的には自分で契約をしなければいけませんでした。
それなのに会社からはたったの2,000円しか補助が出なかったんです。
その上職場までの道がめちゃくちゃ混むのでとにかく苦痛でした。
15.早番から解放された
僕は夜型人間で早起きがめちゃくちゃ苦手だったのでこのメリットは非常に大きかったです。
朝早い中1人で黙々と出勤して作業をこなす。慣れないうちは時間内にこなすことができなかったので、本来の出勤時間よりも早く出ていました。
しかも早番って早く出た分退勤時間は早く設定されてはいますけど、自分の業務が終わらなければ帰れないので、結局帰る時間同じなんてことがざらでした。
16.『昔はもっとひどかった』とかいう価値観の押し付けがなくなった
「私達が新人だった頃は~」、「本当今はかなり変わったよね」などなど。
『昔はもっときつかったんだから頑張れ』とかいうわけのわからない価値観の押し付け。
新人の私からすれば正直くそどうでもいい。
17.急な入院で残業する必要がなくなった
今日は早く帰れると思っていても、急に入院が入ってきて帰れないなんてことはざら。
さらにその患者さんがアレルギーを持っていたりしたらもう大変。
コーヒー片手に残業モード全開です。
18.電話対応のストレスから解放
病院で働く際の電話対応は本当にストレスしかなかったです。
もぞもぞと話して全然聞き取れない先生、ザ・お局って感じの怖い看護師さんなどの電話対応をするのは大変でした。
19.仕事を休んだらお菓子の差し入れ
仕事を休むのは悪いことかなとは思いますけど、なんでわざわざお菓子の差し入れを持ってくることを強要するのか。
強要はしなくとも、「あの人ずっと休んでたのに・・・」と裏で言っている先輩もいて非常に胸糞悪かったです。
20.自分のペースで仕事ができる
病院を辞めてブログに専念してからは自分のペースで仕事ができるようになりました。
病院管理栄養士時代は新人だったこともあり、何をするにも上司の仕事が優先。
当たり前かもしれないけれど、僕は効率の悪いことが大嫌いだったので、自分のペースで仕事ができるようになったメリットは大きかったです。
21.友達に愚痴ばかり吐かなくなった
友達と会っても病院での愚痴ばかり話していては自分の気持ちよくないですし、相手もいい気持ちはしないです。
貴重な人生、友達と会っても愚痴ばかり出てしまうぐらい管理栄養士の仕事が嫌なら辞めた方が人生の幸福度もあがりますよ。
22.厨房キャップを被る必要がなくなった
管理栄養士だから厨房のキャップを被るなんて当然でしょと思われるかもしれませんが、僕はこれが死ぬほど嫌でした。
23.人を信用できるようになった
当時の僕は毎日上司に詰められて正直人間不信になっていました。
人間関係の厳しい職場だからこそ、管理栄養士として生き残る人ってすごく攻撃的というかとにかく心をえぐるのが上手いんですよね。
そんな環境から離れたことで、人間不信から解放され、人を信じることができるようになったと思います。
24.面倒な引き継ぎからの解放
正直これが1番辛かった。僕の職場は担当病棟制だったので、自分が次の日休みって時は誰かに引き継ぎをお願いしないといけなかったんです。
特に経管栄養の患者さんとかだと、投与速度や栄養剤・白湯の量、消火態栄養剤から半消化態栄養剤への切り替えるタイミングなど細かく指示を出さないといけませんでした。
そして主治医からはどんな指示をもらっているのか、多職種とはどんなやり取りをしているのかそんなところまで引き継ぎするとかなり時間がかかります。
さらに私の説明に少しでもおかしなところがあれば「そんな説明で引き継げるわけないでしょ」と強く詰められるから休みがくるのが恐怖でしかありませんでした。(それならいっそ出勤した方がましだって思うぐらいに)
人の命を預かる仕事ですし、これを乗り越えてこそ真の優秀な管理栄養士なんて言われるのかもしれませんが、僕にはできませんでしたね。
25.委託栄養士から冷たい目で見られることがなくなった
僕の職場は委託側の人手不足?が原因で直営にも関わらず、給食管理業務もこなさなければなりませんでした。
1か月ぐらい厨房に入ってその後は基本栄養管理業務しかやってないのにです。
厨房のことなんてまるで分かってないのに、時折厨房に入れば委託の方から「そんなことも知らないの?」と冷たく蔑まれるのが本当に辛かったです。
なら教えてよと言いたくなりますが、僕は直営側の人間だったので教えてはもらえず、ただただ文句ばかり言われてました。
26.女の世界の怖さからの解放
正直このまま働いてたら女性恐怖症になってしまうわと思うぐらい女の世界の怖さを感じました。
表ではニコニコと話ながらも違うところでは、「○○さんってなんなの?」と愚痴に花を咲かせているんです。
僕も裏ではそんな風にいわれているのかなとか考えたら辛すぎて病みそうでしたね。
27.給料が安すぎて生活が苦しい
大学時代からいわれてはいましたが、病院栄養士の給料はとにかく安い。
実家暮らしならまだよかったのかもしれませんが、僕は1人暮らしだったので、生活費や家賃、その他もろもろを考慮するととてもじゃないけど貯金なんてできる余裕はなかったです。
27.勉強会から解放された
月に2~3回の頻度で病態やガイドラインについての勉強会が行われていました。
毎日多忙で忙しすぎるのに勉強会の資料を作って読み込んで発表したり、部署内で情報共有したり。
それで給料が上がるならまだしも全く上がることなんてないんですよね。
無駄なことがとにかく多かった
長く続いている病院ってなかなかこれまでの古臭い慣習を変えようとはしないんですよね。
誰の役に立つのかもわからないことを上の指示だからと延々続けたり。
28.資料の大量印刷
「前の上司が始めたから。」そんな理由で誰が使うのかもわからない資料を大量に印刷したり。
その上司もういないんだったら辞めてよくないですか。そんなことで通常業務の時間を割くのは無駄すぎると思います。
29.給食日誌にひたすら献立を書き写す
電子化が進んでいる今の時代に献立をひたすら手書きで書き写す作業。
これほど無駄なものはないと思います。
30.ひたすらに印鑑を打つ
印鑑打つ業務っていまだにあるんだなって正直驚きました。
病院長や人事部長の印鑑を何千枚もの書類にひたすら押す作業。
これ、当人がチェックしてないなら意味なくね?っていつも思ってました。
31.仕事量が多すぎる
29と30の無駄があるが故の問題ですね。
ただでさえ仕事量多いのになんで省けそうな作業は効率化していこうとしないのか。
疑問でしかなかったです。
32.ミスした次の日の朝礼での公開処刑
たしかにミスをするのは悪いことだと思いますが、それをなんでわざわざ朝礼で共有しないといけないのか。
むかつくのが上司がミスしてもそんなことしないのに新人の僕のミスとなると吊り上げて、公開処刑のように共有されるんですよね。
患者対応でのストレス
患者対応でのストレスも半端なかったです。
33.突然キレられる
まあ病院に入院してくる人って何かしら体に悪いところがあるからきてるわけで、たしかに少し情緒不安定なのかなと思いもしますが、突然キレられるのは辛い。
初めて会う患者さんに突然「なんやこの病院は‼なめてんのか」って。僕に言われても困ります。
34.何度言っても通じない
なんどいっても通じない人には通じない。
挙句の果てには、病院のまずい飯のせいだなんて言ってくる人もいました。
35.そもそも話してくれない人もいる
病気のショックから全然話してくれない人もいるんです。
それなのに上司は、「情報が足りない。聞き方が悪いんじゃないの?」って言ってきましたからね。
ならあなたが行ってみればいいじゃないのってすごくストレスでした。
36.舐められる
管理栄養士の知名度は低い。それを病院で働いてみて重々感じました。
「栄養管理士?管理栄養士?は?なにそれ?」みたいな感じで患者さんから舐められることも多かったです。
37.クレーム対応がだるすぎる
たびたび「今日の○○がまずかった。栄養士呼んで来い」みたいなこという患者さんもいるんですよね。
そのたびに説明にいったり、謝ったり、とにかくめんどくさかったです。
病院栄養士あるある
最後に働いてみて感じた病院栄養士あるある的なところも語っていきます。
38.転職に有利とは言いつつも
よく大学とかでも教授が言ってましたよね。とりあえず病院で経験積めば転職でも有利だって。
それはずっと管理栄養士として生きるのであればの話。別業界に転職しようと思ったら有利もくそもありません。
むしろ管理栄養士の職場って結構特殊なので、10年以上も経験積んだらもうその道でしか食っていけない状況にもなりかねないです。
39.二度とやりたくないと思うぐらい闇落ちする
あまりにも僕の職場運が悪かったんですかね。
管理栄養士という資格は非常にいいものだと思いますけど、二度と雇われて働こうとは思わないです。
40.教育体制が整っていない
多分病院の栄養士ってみんなこんな理不尽な上司に揉まれて育っていくんですよね。
要するに教えてもらった経験がないからいざ自分が教育する側になってもどう教育したらいいのかわからない。
非常に残酷だなと思います。
41.必ずお局がいる
必ずお局がいるんじゃないかなと思います。
でも僕の職場はちょっと特殊だなと思ったのが、ちょっと前までお局がいたらしいんですけど、そのお局をみんなで撃退したらしいんです。
だからなのかすごい団結力があるというか、新参者の僕はすごく馴染みづらかったです。
42.調理師に嫌われる
みんながみんな嫌われていたわけじゃないですけど、一部の人にはあからさまに嫌われてました。
入社したときからずっとです。通るたびに舌打ちされるというか。僕はなにもやってないじゃん。
43.最初の栄養指導の辛さ
慣れるまでは本当に辛かったです。最初の2.3回ぐらいはずっと上司に監視されてました。
まあ新人だから下手な指導をしていたら直さないといけないですからね。
それが嫌で僕はとにかく知識を詰め込みまくっていち早く上司の監視から逃れようとしていました。
44.大学で学んだことってなに?
大学で学んだことなんてほとんど役には立たなかったです。
病院に就職するんだったら正直国家試験の勉強なんて最低限受かるぐらいにして、ひたすら臨床面の知識を吸収しておけばよかったと後悔しました。
45.食品交換表はマジで神
大学の時に食品交換表についてもっと詳しく読み込んでおけばよかった。そう思えるぐらい食品交換表の知識は病院で働くなら重要でした。
46.結局調理ができるようにはならない
委託が入っている病院だったら結局調理ができるようにはならないです。
厨房業務なんて入ってから1か月ぐらいしかなかったですし、休みの日は勉強、勉強。
とてもじゃないけど僕には料理を極める余裕はありませんでした。
47.休みの日もとにかく勉強
休みの日もとにかく勉強しまくってました。上司に詰められるのが怖かったからです。
でもどんなに勉強していても絶対にどこかで揚げ足をとって否定してくる上司。
本当に性格が悪い。
48.生食が食べれない
僕は牡蠣とか大好きなので、これは結構辛かったですね。
ノロウイルスだけは怖いので、病院で働いている以上は絶対に食べれないです。
49.コロナ禍で働くのは絶望
コロナ禍で病院で働くのは本当にきつい。これは声を大にして伝えたいです。
患者さんでコロナが出たり、病棟、部署で出たり、その都度対応しないといけないのは本当に地獄でした。
休みの日もたびたび連絡がくるので、心も休まらなかったです。
50.病院以外で働いている栄養士の方が給料高い
ドラッグストアや企業などで働いている栄養士の方が給料が高い。この現実は多分これからも覆ることはないと思いますが、やっぱり辛いですね。
まあたしかに病院の方がやりがいを感じる面は大きいとは思いますけど、感じ方あ人それぞれですからね。
私もドラッグストアとか行ってたらもう少し違う人生があったのかな。
管理栄養士を辞めたいのか今の職場が嫌なのか見極めは大切【ちょっぴり後悔も】
ここまで辞めて正解だったことを50個も挙げてみましたが、当然ながら後悔したこともあります。
後悔しない選択をするのは難しいですが、最低限下記3つは確認しておきましょう。
好きな業務内容はないか
好きな業務内容がないかどうかはもう一度よく考え直した方がいいと思います。
管理栄養士の業務内容
- 栄養管理業務
- 栄養指導
- 献立作成
- 食材発注
1つでも好きな業務があるならもう少し踏みとどまって考えてもいいでしょう。
私は栄養指導が好きだったのでちょっぴり後悔しています。
何が嫌なのかはっきりしているか
私が嫌だったこと
- 新人いびりの激しい上司
- 過酷な残業
- 新人だからという理由で残業代の支給なし
私の場合、業務内容は好きでしたが「人間関係」、「職場環境」が嫌すぎて我慢できませんでした。
もう少し頑張れば変わる可能性はないのか
もう少し頑張れば変わる可能性はないか考えてみましょう。
チェックリスト
- あなた自身に悪い所はないか
- 上司に尊敬できるところはないか
- 嫌な上司が退職する可能性はないか
あなたが成長すれば上司の対応が変わる可能性もあります。
上司が新人に厳しいのは早く成長してほしいからでもあるよね。
また、嫌な上司がいなくなったとしたらどうでしょうか。
その上司が退職や異動でいなくなる可能性があるなら、もう少し頑張ってもいいと思いますよ。
特に管理栄養士の職場は入れ替わりが激しいですからね。
それでも辞めたいなら準備しよう
それでも我慢できない程辞めたいなら下記チェックリストを確認してください。
辞めた後に後悔しないためのチェックリスト
- 辞めた後は実家に戻れるか
- 親の理解は得られるか
- 辞めた後の生活費はどのぐらいかかるか
- 辞めた後やりたいことは決まっているか
- 辞めた後最低6か月は生き抜ける貯金があるか(100万以上が理想)
- 辞めた後収入源は確保できるか
辞めた後は実家に戻れるか
1人暮らしなら辞めた後実家に戻れるかどうかはすごく重要です。
実家に戻れば家賃・光熱費・Wi-Fi代など生活コストを抑えることができます。
辞めた後特別な事情がない限り早く戻った方がいいですよ。
私は辞めた後友達の家に居候しました
実家に戻れないなら友達の家に逃げ込むのもありです。
その時の体験談は下記記事で話しています。
親の理解は得られるか
辞めた後ニートするなら親の理解は得ておいた方がいいです。
とは言え親に話すのは勇気がいります。
個人的には辞めた後話すのがおすすめです。
理由は下記記事で解説しています。
辞めた後の生活費はどのぐらいかかるか
辞めた後の生活費についてもよく計算しておきましょう。
辞めた後は収入が途絶える上、国民年金・国民健康保険の支払い義務も発生します。
うかうかしてるとあっという間に貯金が尽きてしまうので、よく計算しておきましょう。
辞めた後の立ち回りについては私の体験談をもとに下記記事で解説しています。
辞めた後にやりたいことは決まっているか
辞めた後の選択肢は基本的に下記3つです。
- 新しい職場に転職する
- ニート期間で好きなことに打ち込む
- フリーターとして働く
やりたいことが決まっているならいいですが、分からない内は2か3がおすすめです。
まずは自分がどうして辞めたくなってしまったのかゆっくり考えてみましょう。
新しい職場に転職を目指すのはその後でも遅くないですよ。
辞めた後最低6か月は生き抜ける貯金があるか(100万以上が理想)
辞めた後最低でも100万以上は貯金があった方が安心です。
1人暮らしを続ける場合はもっと余裕があった方がいいでしょう。
仮に100万以上貯金があれば6か月ぐらいは収入なしでも生き抜けます。
その後転職するかまずはアルバイトから始めてみるかすればいいと思いますよ。
辞めた後の収入源は確保できるか
辞めた後に収入源があるだけでもかなり安心できます。
私の場合辞めた後もブログで月10万ぐらいは収入があったのでなんとかなりました。
月2~3万あるだけでも全然違うので何かしらスキルをつけておくと辞めた後も安心ですよ。
管理栄養士向けの副業は下記記事で解説していますので気になる方はどうぞ。
管理栄養士で働くのを辞めたからといって資格は消えない
管理栄養士として働くのを辞めたからといって資格は消えません。
またもう一度働きたいと思うのであれば、日々学習し続ければいいわけです。
資格を持って働くことだけが資格の使い方ではないんです。
辞めた後はしっかり休もう
管理栄養士が働く現場は人間関係が凄まじく、働き続けるのは非常に辛いものでしたよね。
転職して心機一転頑張るのもありかと思いますが、私のように身体を壊す程追い詰められた人はまず休むことに専念しましょう。
私も辞めることを決めた直後は、「みんな働き続けているのにどうして私は頑張れないんだ」と自分を責めていました。
しかし、自分を責めたところで何も変わらないんです。
まずはしっかり休んで、自分を見つめなおす。
その時間を経て自分が本当にやりたいことはなにか見つけてみたらいいでしょう。
日々知識取得には努めよう
辞めた後も日々知識習得には努めるようにしておいたほうがいいかなと思います。
資格を取得した以上、消えることはありませんが、知識のない管理栄養士は世の中から必要とはされません。
厳しい言い方ですが、これは紛れもない事実なんです。
日々食に関するニュースやダイエット、流行っている健康食品やサプリメントまずは身近なものにはアンテナを張っておくようにはしましょう。
たとえ仕事には使えなくても、家族や恋人、友人など自分が大切だと思える人の健康維持のために管理栄養士としての知識が活かせるのならすごく素敵なことだと思いませんか。
管理栄養士としての知識取得に努めれば道は大きく広がる
管理栄養士としての知識取得に努めれば、あなたの将来は大きく広がります。
なぜなら食や健康に関しての人々の悩みは一生消えることがないからです。
たとえ現場での経験が少ない管理栄養士だったとしても、普通の人の2倍も3倍も知識習得に時間をかけ、管理栄養士としての権威性を活かしながら食や健康に関する情報発信で世の中に価値を提供する手段はたくさんあります。
実際に管理栄養士の資格を活かして、レシピ本を出したり、メディアに出演されたりしている方もいますよね。
文章力に自信がある方はブログにチャレンジしてみるのもおすすめです。
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