私ってやっぱり管理栄養士向いてない気がする。でもせっかく資格持っているんだし。管理栄養士をやらないともったいないよね。本当は他にやってみたいこともあるんだけどな。
こんな風に思い詰めてませんか。
私は管理栄養士が向いてなかったとは思ってませんが、今は管理栄養士を使わず働いています。
んで、辞める前は今のあなたと同じような考えを持ってました。
せっかく取った資格だからこそ、使わないともったいないと感じる気持ちは痛いほど分かります。
しかし、「辞めたらもったいない」という偏った思い込みで自分の首を絞め過ぎてないでしょうか。
あまりにもしんどいと思うなら早めに損切する勇気も必要です。
本記事ではその理由について私が考え付いた結論をもとに解説していきます。
- 管理栄養士が向いてないと思うなら早めに損切りする勇気も必要な話
- 辞めたら全てが無駄になると勘違いしてる人が多い件について
- 向いてないと分かっているのに頑張るのがもったいない理由
管理栄養士が向いてなかったと分かっているのに続けている人へ
突然ですが、あなたの周りではこんなことをいう人がいませんか。
- せっかく管理栄養士を取ったのに使わないなんてもったいない
- せっかく就職したのにすぐ辞めるなんてもったいない
- 資格があるのに向いてないと思うなんてもったいない
全てにおいて共通するのが
「もったいない」
という言葉
なぜ私達はなんでもかんでも「もったいない」
と思ってしまうのでしょうか。
そしてこの「もったいない」が自分をどれだけ苦しめているか理解しないまま無駄に消耗している。
すごく遺憾に思います。
向いてなかったと分かっているのに続けるほどもったいないことはない
そもそもあなたがこれほどまでに「もったいない」に縛られてしまうのはなぜか考えたことがありますか。
答えは「周りがもったいないの罠にハメようとしてくるから」です。
親・親戚・友人・大学の頃お世話になった教授などなど。
ほとんどの人は
「資格があるのに使わない=もったいない」
という言葉であなたを縛ろうとします。
だからいつの間にか働く選択肢が少なくなって、驚くほど人生がしんどくなるんです。
これは管理栄養士に限った話ではなく、有資格者のほとんどが当てはまります。
「資格を使って働く」以外の選択肢が見えなくなり、本当はやってみたかったことすら見失ってしまう。
これほどもったいないことがあるでしょうか。
辞めたら今まで積み上げたものが全て無駄になるという勘違い
向いてなかったと分かったなら、さっさと損切りつけて別の道を探すのが最善の選択だと考えています。
ただでさえ仕事は辛いものです。
なのになぜ、もっと辛い思いをする方向に考える必要があるのでしょうか。
もしかしてドMですか。
と今の私なら突っ込みたくなるところですが、辞めるのを阻害する大きな要因がもう1つあります。
「辞めたら今まで積み上げたものが全て無駄になってしまう」
これに関しても、辞める前の私の頭をひどく悩ませていました。
しかし、あることに気付いたんです。
何を根拠に無駄とするのか
恐らく多くの人は資格を取るために費やした勉強時間や労力に縛られ過ぎだと思います。
ならばあなたは、大学4年間勉強しか積み上げてこなかったのでしょうか。
- 管理栄養士養成の大学に通ったことでできた繋がり
- 管理栄養士を取るまでの苦労によって培った根性
- 管理栄養士として働いてみた経験
全てが無駄ではないし、むしろ残ることの方が多いです。
そもそも管理栄養士として働いてみた経験がなければ、自分が向いてないことすら気づけなかったはず。
そう考えると無駄なことなんて1つもないんじゃないかと思います。
向いてないから辞めるのは本当に無駄なのか?
そもそも向いてないから辞めるのは本当にもったいないことなんでしょうか。
就職して1~2年で辞めればたしかに周りからはこんな心ない言葉を投げられるかもしれません。
- せっかく就職できたのにもったいない
- せっかく資格取れたのにもったいない
- 大卒なのに早期退職とかありえない
私も倍率の高い病院に入ったので、周りからは死ぬほど言われました。
勉強してないように見せて、成績はシレっと良かったので周りも良いチャンスだと思ったのでしょう。
ここぞとばかりに叩かれました。
しかし、私はこれが間違った選択だったとは思っていません。
むしろ燃えています。
だって長期的に見た時に自分の人生が充実してればいいんですから。
別に私は周りと競い合おうとか1ミリも考えてないですが、ここぞとばかりに叩かれて流石にカチンときました。
今の状況だけ見れば負けかもしれないけど、別の場所で勝てればいいんです。
幸い私はWEB系の仕事もできるし、文章もそこそこ得意なので勝てる算段はあります。
10年後彼らが「給料上がんね~」って悩んでいる時に涼しい顔して
「へぇ~そうなんだ。大変だね~。」
って言ってやろうと思ってます。
ちょっと話は逸れましたが、「向いてない=勝てない場所」で負け戦をやるのはもったいないので辞めた方がいいです。
そこそこ苦じゃない仕事を見つけてそこそこ稼いで、めちゃくちゃ楽しく生きる。
これが1番理想的だと思いませんか。
向いてなかったと分かったなら決断は早い方がいいです。
せっかく管理栄養士を取ったのに向いてなかったのは仕方ありません。
残念ながらその資格はあなたの人生をよりよくしてくれるものではなかった。
これだけのことだからです。
勝てない場所で無駄に消耗してつまらない人生送るぐらいなら、そこそこの自分でも勝てる場所に転職しましょう。
その方が無駄に消耗しなくて済みますし、人生が好転する可能性も高いからです。
とはいえ、転職しようと思ってもどんな職場に転職すればいいのか分からないことが多いでしょう。
そんな時はミイダスのコンテンピシー診断を使ってみてください。
質問に答えれば、自分がどんな職場で強みを発揮できるのか教えてくれます。
診断結果は面接で自己PRを話す際の材料にもなるので便利ですよ。
詳しくは下記記事で解説しています。
まだ第二新卒の人は転職で有利
早期退職って悪いイメージが持たれガチですが、実はポテンシャル面を評価されて転職活動を有利に進められる可能性もあります。
管理栄養士とは別の業界を目指すなら第二新卒の間がチャンスです。
そもそも転職市場では経験やスキルが重視されるもの。
ポテンシャル面での優位性がなければ、別業界への転職はどんどん難しくなります。
ただでさえ向いてなくて辛いのに、逃げ場所すら失ったらもう最悪ですよね。
そうならないよう早めに転職して、明るい未来への一歩を進めましょう。
本当に向いてないかは転職してから分かる
そもそも管理栄養士に向いてないと自分で思い込んでいるだけの可能性も分かります。
要は他の世界を知らなすぎってことです。
営業職には営業職、事務職には事務職なりの辛さがあります。
私もWEB系の仕事に変えてからはかなりストレスフリーに働けてはいますが、ぶっちゃけしんどいことも多いです。
管理栄養士の職場にはなかったプレッシャーや辛さもありますからね。
そういう意味では管理栄養士として働くのも案外悪くないと気付けるかもしれませんよ。
幸いなことに管理栄養士は消えないので、戻りたいと思ったら戻ればいいだけですから。
向いてないと決めつける前にまずはいろんな世界を経験してみるのがおすすめです。
下記記事では1年以内で辞めた人向けにおすすめの転職サイトをまとめているので、これから転職してみようと思う方は参考にしてみてください。
管理栄養士を使わずに働いている人も少なくない
自分の周りだけを見ると管理栄養士の資格をバリバリ活かしながら働いている人ばかりという人も多いと思います。
しかし世の中的に見たら管理栄養士を取ったけれど、仕事では使ってないという人も少なくありません。
仕事は大学を卒業してから40年、50年単位で続けていくものです。向いてないと分かっていることを40年も続けるのは流石にしんどすぎますよね。
だからしばらく働いてみてやっぱり続けられそうにないなと思ったのであれば、一旦辞めて違う世界を経験して見てもいいと思いますよ。
まとめ
本記事では管理栄養士が向いてないと悩むあなたに向けて私の個人的な意見をお伝えさせていただきました。
本記事のまとめ
- 管理栄養士が向いてなかったなら損切りする勇気も必要
- 辞めたとしても無駄になることはない
- 勝てない場所で消耗するよりそこそこに勝てる場所で働いた方が楽
- 管理栄養士から別業界に転職するなら第二新卒期間がチャンス
向いているか向いてないかは、別の世界を経験してから初めて分かるものです。
そのため、若い間に一度損切して別の世界を経験するのは非常に大事なことだと思いますよ。
「もったいない」と思いこんで辛い人生を送っている方はぜひ違う世界を経験して自分の価値感を広げてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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