管理栄養士の大学は勉強が大変で遊べないと聞いたのですが、本当ですか?
こんな方向けの内容です。
最初に結論を言うと管理栄養士養成校でも遊んでいる人は普通の大学生と変わらず遊んでいます。
しかし、一般的な文系学生と比べると遊びにくい点は否定できません。
本記事では
- 管理栄養士養成校が遊べないといわれる理由
- 管理栄養士養成校でも遊べている人の特徴
- 大学4年間楽しむために意識しておきたいポイント
について解説しているので、管理栄養士養成の大学がどんな感じなのか知りたい方は参考にしてみてください。
管理栄養士の大学はきついし遊べない?
管理栄養士養成の大学が遊べないといわれる1番の理由は授業や実習の大変さにあります。
一般的な文系学生と比べると出席しないといけない授業も多いですし、試験も気合を入れて勉強しないとなかなか単位の取得ができません。
より具体的な理由として挙げると以下3つですね。
- 必修科目や実習が多く時間割が詰め詰め
- 再試験、再々試験で長期休暇が潰れる
- 4年間で何かしら忙しいイベントがある(休まる時間がない)
必修科目や実習が多く時間割が詰め詰め
管理栄養士養成の大学はとにかく時間割が詰め詰めです。
学校によっても違うと思いますが、恐らく1、2年の頃はフルコマの日も多いと思います。
なので周りの文系学生から
私、○曜日と◇曜日は全休なんだよね。
とか言われると発狂したくなるかもしれません。
再試験、再々試験で長期休暇が潰れる
管理栄養士養成大学で実施される試験は難しく、毎日学校に行っていても試験がパスできずに留年してしまう学生も多いといわれています。
その対策として1発で合格できなかった学生向けに「再試験」や「再々試験」が実施されることも多いです。
ただ、この再試験が厄介なんです。
再試験は夏休みや春休みなど長期休暇の間に実施されるので、その分長期休暇が削られてしまいます。
1、2教科だけならそんなに痛くはないですが、中には5、6教科再試験になってしまっている子もいました。
再試験は本試験の1~2週間後に行われることも多く、科目によって日程が違うので、意外と休みが潰れてしまうことも多いんです。
しっかり勉強していても絶対1発でパスできるという保証はないので、旅行の計画なども立てにくい面もあります。
長期休暇前から旅行の予約を取っていても再試験になってしまったらやばいよね。おまけに再試験の日程と旅行の日程が被ったらキャンセルしないといけない可能性もあるんだ。
自分は1発で合格できていても友達が再試験になるかもしれないというリスクもあるので、本試験の結果が出るまでは旅行のスケジュールも組めないことがありました。
4年間で何かしら忙しいイベントがある(休まる時間がない)
勉強が忙しいとだけ言われても表現がフワフワしていて具体的なイメージが付きにくいですよね。
より具体的に言うとこんな感じです。
- 1年生:取得しないといけない単位が多い。授業はほぼフルコマで大変。
- 2年生:実験や実習科目が増えてレポートや課題に追われる。試験の難易度も高め。
- 3年生:授業数は減るけど臨地実習やゼミ・卒論なども始まって意外と忙しい
- 4年生:臨地実習+就職活動開始+ゼミ。国家試験対策で勉強漬けになる。
1.2年の頃は時間割が詰め詰めで忙しいし、試験もパスしなければ進級できないというプレッシャーがあります。
3年になってやっと時間割に余裕ができたかと思えば、今度は臨地実習やゼミのスタート。
4年になったら国家試験対策が始まって~・・・。
という感じで何かと忙しいんです。
要領よくこなせば何てことないのですが、バイトやサークルなどとも両立すると考えるとかなり慌ただしい大学生活になると思います。
遊べる栄養学生になるコツはある?
勉強が忙しくきついという噂の多い栄養学部ですが、文系学生と同じくらい遊べている人も多いです。
実際、勉強自体は大変ですが、要領よくこなせばいくらでも遊べます。
4年間バイトや遊びも全力で楽しみたい人は以下4つのポイントを抑えましょう。
- 必修科目の授業は真面目に聞く
- 試験は1発で合格する
- 頭の良い友達を作っておく
- 教授と良好な関係を築いておく
必修科目の授業は真面目に聞く
授業に出るからには真面目に聞きましょう。
バイトなどしていると毎日勉強の時間を取るというのは難しいはずなので、授業の時間にとにかく詰め込むんです。
そうすれば、いざテスト期間になっても比較的頭に入りやすくなります。
せっかく授業に出たのなら「めんどくさい」とか「眠い」とか言わず全力で聞いて頭に叩き込みましょう。
試験は1発で合格する
栄養学生でも遊べるかどうかのカギとなるのは試験を1発で合格できるかどうかです。
試験さえ1発で合格してしまえば、一般的な文系学生と変わらず長期休暇も満喫することができます。
しかし、試験で手こずって「再試験」、「再々試験」と受けていると長期休暇も旅行など行くことができず遊べないと嘆くことになってしまいます。
毎日の授業でしっかり頭に叩き込んで、1発でパスできるようにしておきましょう。
頭の良い友達を作っておく
栄養学部の中で頭の良い友達を作っておくのも効果的です。
勉強していて分からないことがあった時にすぐに相談できる友達がいるかどうかで勉強の効率は驚く程変わります。
実際私の友達の中には御世辞にも勉強ができるとはいえない、むしろかなり勉強が苦手なAさんがいました。
比較としてもう1人同じくらいのレベルのBさんという子もいました。
2人は頭の良さでいえばほぼ変わらないぐらいのレベルだったのに
- Aさん:1発で試験パスとはいかずとも4年間1度も単位を落とさず卒業
- Bさん:試験に苦戦してしまって2年の時に留年
と大きな差がついてしまったんです。
考えてみればAさんは友達が多く、分からないことはすぐに聞ける友達がいる様子でした。
しかしBさんは控えめで1人黙々と勉強しているタイプ(勉強していたのかどうか不明)だったんです。
こんな感じで大学のテスト攻略はすぐに相談できる友達がいるかどうかも重要だったりするのかな~と感じることも結構沢山ありました。
友達のフォローも忘れずに
栄養学生が遊ぶために最も大事なのは試験を1発でパスすることだとお話しました。
しかし、自分だけ合格できても仲の良い友達が再試験になってしまうと旅行の計画も立てられないですよね。
試験は1人で合格するのではなく友達同士で一緒に合格することも大切です。
お互いに情報はシェアしながらみんなで合格できるようにしておきましょう。
教授と良好な関係を築いておく
教授とは仲良くまではならずとも気軽に質問できる関係を築いておきましょう。
気軽に質問できる関係になっておけば試験前に有益なヒントが貰えることもあります。
何も話さないよりは分からないことはドンドン質問して良好な関係を築いておくことも重要です。
栄養学生の4年間で1番大変な時期はいつ?
栄養学生といっても学校によって単位やカリキュラムは違うはずなので一概にどの学年がきついとはいえません。
ただ、個人的には2年の頃が1番きつかったかなと感じます。
2年時は実習や実験科目が多くて1週間の内3日はフルコマ+毎週授業毎にレポート課題があってとにかく地獄のような日々だった覚えがあります。
この期間は勉強が忙しすぎて長期休暇意外で遊ぼうと思うとなかなかきつかったかなと感じますね。
国家試験対策はどうなの?
国家試験対策は定められた授業をしっかり受けていればそんなに心配することはありません。
ある意味大学4年間の総復習が国家試験的な面もあるので、めちゃくちゃ気張って勉強しないと受からないなんてことはないです。
それなりに勉強できる人ならバイトと両立させながらでも難なく乗り越えられると思いますよ。
まとめ
今回は管理栄養士の大学が遊べないといわれる理由について解説しました。
遊べないといわれる理由
- 必修科目や実習が多く時間割が詰め詰め
- 再試験、再々試験で長期休暇が潰れる
- 4年間で何かしら忙しいイベントがある(休まる時間がない)
たしかに一般的な文系学生に比べると時間割も詰まっていて時間的な余裕は少ないです。
しかし全く遊べないかといえばそんなことはなく、試験さえ1発で合格すれば長期休暇も大学生らしく楽しむことができますよ。
勉強は大変ですが、自分なりに工夫すればいくらでも楽しめるので、ぜひ頑張ってみてください。
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